まひろのでんきブログhttps://fujimon-run.com初マラソンでサブ4達成へ、まひろのランニング記録Sun, 14 Sep 2025 03:44:04 +0000jahourly1https://fujimon-run.com/wp-content/uploads/2023/01/cropped-01f7deb14fab8db75ebbd85a75e109c6-32x32.jpegまひろのでんきブログhttps://fujimon-run.com3232 アシックス FlyteFoamの歴史と仕様まとめ|誕生から最新モデルまで徹底解説https://fujimon-run.com/history-of-asics-midsole-technology/9695/https://fujimon-run.com/history-of-asics-midsole-technology/9695/#respondWed, 10 Sep 2025 21:53:48 +0000https://fujimon-run.com/?p=9695

こんにちは、まひろでーす! 「軽いのに、しっかり走れる!」――そんなランナーの声とともに広まったのが、アシックスの FlyteFoam。2015年のデビューから進化を続け、いまやアシックスを語るうえで欠かせない存在になり ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

「軽いのに、しっかり走れる!」――そんなランナーの声とともに広まったのが、アシックスの FlyteFoam
2015年のデビューから進化を続け、いまやアシックスを語るうえで欠かせない存在になりました。

この記事では、FlyteFoamがどのように生まれ、どんな仕様へとアップデートされてきたのかをわかりやすくまとめています。
シューズ選びの参考にも、ランニング仲間との小ネタにも使える内容になっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

1. FlyteFoamの進化系譜

アシックスを代表するミッドソール素材「FlyteFoam」は、2015年の登場以来、ランナーのニーズやテクノロジーの進化に合わせて改良されてきました。
ここでは、誕生から最新までの 9種類の系譜 を一覧でまとめてご紹介します。

  • 2016:FlyteFoam(初代、軽量・耐久)
  • 2017:FlyteFoam Lyte(軽量寄り)、Propel(反発寄り)
  • 2020:FlyteFoam Blast(柔らかく弾む)
  • 2021:FF Blast Turbo(カーボン搭載レーシング専用、PEBA系)
  • 2022:FF Blast +(さらに軽量&ソフト)
  • 2023:FF Blast + ECO(環境配慮型)
  • 2024:FF TURBO +(FF TURBOの進化系)
  • 2024:FF Blast MAX(FF Blast の進化系)
  • 2025:FF LEAP(FF TURBO + の進化系)
  • 2025:FF TURBO SQUARED(FF TURBO の進化系)

2. FlyteFoam 誕生(2015年)

発表年:2015年 11月

初搭載:METARUN(メタラン)

背景:それまでアシックスの代表的な素材は「SpEVA(スピーバ)「Solyte」でしたが、より軽量かつ反発性に優れた素材を開発するために新技術として誕生。

特徴

  • E.V.Aと比べて約55%の軽量化
  • Solyteと比べて約33%の軽量化
  • クッション性が高まった
  • 耐久性が高まった

私が7年程前に愛用していた「ターサージール5」にも搭載されておりました、今振り返ると、かなり薄底のシューズだったと思います。

ターサージール5

3. FlyteFoam Lyte / Propel(2018〜2019年)

フライトフォームは進化の過程で複数の派生モデルを生みました。強度の「Lyte」、反発の「Propel」が誕生しました。

FlyteFoam Lyte

初登場:2018年

採用モデル:GEL-KAYANO25、DYNAFLYTE3など

特性

  • 軽量性:FlyteFoamと同等
  • 強度:約20%up
  • 耐久性:約7%up

FlyteFoam Propel

初登場:2018年

採用モデル:GEL-KAYANO25、ROADHAWK FF2など

特性:Propelは「前へ押し出す」「推進する」といった意味を持ち、その名の通り、従来素材と比べて反発性が約50%向上しています。

  • 反発性:約50%up
  • 耐久性:約37%up

4. FlyteFoam Blast(2020年〜)

発表年:2020年

初搭載:NOVABLAST(初代)

特性

  • 2020年登場。軽量、反発性に優れている
  • ソール中央のくぼみで、踏み込むと変形し“トランポリン効果”が得られる

5. FlyteFoam Blast Turbo(2021年〜)

発表年:2021年

初搭載:METASPEED Sky / Edge

特性

  • アシックスの軽量フォーム材の中で最も優れた反発性を発揮(’21年登場時)
  • 初代メタスピードシリーズに初搭載

6. FlyteFoam Blast+(2022年〜)

発表年:2022年

搭載モデル:GEL-NIMBUS24、NOVABLAST3、MAGIC SPEED2など

特性

  • 2022年から登場
  • Blastを改良し、さらに軽量&ソフト。

2023年に購入したNOVABLAST 3。当時はほとんどのメニューをこの1足でこなしていました。

初マラソンも一緒に駆け抜け、見事サブ4達成!

思い出も実績もギュッと詰まった、相棒シューズです!

ノヴァブラスト3
ノヴァブラスト3

最後は履きすぎてアウトソールがボロボロ…。
それでも“サブ4達成”という大きな思い出が詰まった一足。
今はきれいに手入れして、大切に保管しています。

気になる方はぜひ!

7. FlyteFoam Blast+ ECO(2023年〜)

発表年:2022年

搭載モデル:GEL-NIMBUS25、GEL-KAYANO 30、NOVABLAST 4 など

特徴

  • サステナブル対応。
  • クッションフォーム材の約20%に再生可能なサトウキビ由来の素材を使用

ゲルニンバスの現行モデル(2025年時点)でも採用されています。特にデイリートレーナー系のシューズに多く搭載されており、毎日のジョグやリカバリーランでその安定感と快適性を実感できます。

8. FF TURBO+(2024年〜)

発表年:2024年

搭載モデル:METASPEED PARISシリーズ(EDGE,SKY)、SUPER BLAST 2、S4+YOGIRI

特徴:「FF TURBO」との比較……

  • 軽量性:約 8.0% 軽い
  • 反発性:約 8.2% 向上
  • クッション性:約 6.0% 向上

アシックスのレーシングモデルに搭載されるFF TURBO+は、とにかく履いた瞬間から「バインッ!」とくる反発感がスゴいです!中でもメタスピードスカイ パリは、カーボンプレートとの合わせ技でジャンプ台みたいに跳ね上がる感覚。走るたびに前へ押し出される感触にワクワクします。

メタスピードスカイパリ

9. FF Blast MAX(2024年〜)

発表年:2024年

搭載モデル:GLIDERIDEMAX、NOVABLAST 5

特徴:「FF Blast」との比較……

  • 反発弾性が強い
  • 柔らかなクッション性

Blast系ミッドソールって、やっぱりBlast系シューズ(ノヴァブラストやスーパーブラスト)との相性バツグンですよね。あの「ふわっ」として「ポンッ」と返してくれる独特の感覚、クセになります。
特にノヴァブラスト3の履き心地が大好きだったので、迷わず最新モデルのノヴァブラスト5もゲットしました!

ノヴァブラスト5
ノヴァブラスト5

10. FF LEAP(2025年.8月〜)

発表年:2025年

搭載モデル:METASPEED TOKYOシリーズ(EDGE,SKY,RAY)

特徴:「FF TURBO +」との比較……

  • 軽量性:約 15.0% 軽い
  • 反発性:約 13.7% 向上
  • クッション性:約 30.0% 向上

抽選で当たった最強の一足!

メタスピードレイ

11. FF TURBO SQUARED(2025年.9月〜)

発表年:2025年

搭載モデル:MEGABLAST、SONICBLAST

特徴:「FF TURBO」との比較……

  • 反発性:約 32.5% 向上
  • 跳ね返るような感覚が得られる

12. Flyte Foamのまとめと今後の期待

普段からアシックスのランニングシューズには本当にお世話になっていますが、振り返ってみると「こんなにいろんな種類のミッドソールがあったんだ!」と改めて驚かされます。
トレーニングの内容やスピード帯に合ったミッドソールを選ぶことで、走りの質ってグッと上がりますよね。クッション感や反発感など、自分の目的に合ったシューズを選ぶヒントになれば嬉しいです。

そして今、一番の期待はやっぱり新素材のFF LEAP

これを搭載したシューズが今後どんどん登場してくれたら…とワクワクしています。次のマジックスピード5S4+YOGIRI 2(名前適当です)あたりが候補でしょうか!?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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「アシックス メタスピードレイ(METASPEED RAY)スペック紹介|どんなランナーにおすすめ?https://fujimon-run.com/asics-metaspeed-ray/9724/https://fujimon-run.com/asics-metaspeed-ray/9724/#respondMon, 01 Sep 2025 22:00:00 +0000https://fujimon-run.com/?p=9724

こんにちは、まひろでーす! ついにやりました!話題の新モデル アシックス メタスピードレイ(METASPEED RAY)、なんと抽選に当選してゲットできちゃいました倍率は公表されていませんが、狭き門なのかな……!? ここ ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

ついにやりました!
話題の新モデル アシックス メタスピードレイ(METASPEED RAY)、なんと抽選に当選してゲットできちゃいました
倍率は公表されていませんが、狭き門なのかな……!?

ここで“運”を味方につけられたのは、もうランニングの神様からのご褒美かもしれません。今回は、手に入れたばかりのこのシューズをじっくりチェック。
まだ走り出してはいませんが、公式スペックや情報をもとに「どんなランナーにおすすめなのか?」を考えてみました!

「METASPEED RAY」のスペックとデザイン

最大の特徴は、重量わずか約129グラム(27.0cm/片足重量)といった軽量性。これは現時点で発売されているカーボンプレートが搭載された長距離用ランニングシューズのなかでもトップクラスの軽量性です。弾むような軽やかな走り心地を重視するランナー向けに設計しており、特にフォアフット走法(足の前部(つま先)から着地する走法)に効果的です。(asics公式参照)

購入方法はなんと「抽選のみ」(2025.8月現在)まるで、レアスニーカーのような方法で、ゲットするのも一苦労する一足です。

スペック一覧

MATRYX®アッパー:軽量で通気性に優れた素材「MATRYX」アッパーを採用。フィット性が高く、スピード走行時のブレを抑制し安定した足運びをサポート。(asics公式参照)

※足入れするとアッパーは気持ちよくフィットします。ただ、めっちゃ薄いです。耐久性がどのくらいあるのか。トップレーシングモデルなのでそのあたりはトレードオフか。照明にかざすとめっちゃ透けます

メタスピードレイ

FF LEAP:「FF TURBO PLUS」と比較して約15%軽く、反発性を約13.7%、クッション性を約30.0%向上しています。着地と同時に変形、圧縮、素早く元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚が得られ、ストライドを伸ばすことが可能になります。(asics公式参照)

ソール厚:39.5mm

ドロップ:

プレート:カーボン搭載。エッジやスカイに比べると小型。

アウトソール:さまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮するASICSGRIPを採用。(asics公式参照)

超軽量設計:135g (28.0cm)。現在販売中のアシックスレーシングモデルの中で最軽量を誇ります。

カラー:ホワイト×フラッシュレッド

価格:33,000円

デザイン

アウトサイド

メタスピードレイ

インサイド

メタスピードレイ

ヒール

メタスピードレイ

フロント

メタスピードレイ

FF LEAP

メタスピードレイ

ASICSGRIP

メタスピードレイ

重さ

うたわれている“圧倒的な軽さ”、実際に量ってみました!

結果はなんと136.9g(28.0cm)

比較すると、私の持っている同サイズのレーシングシューズでは、

  • アシックス METASPEED RDGE TOKYO:164.5g
  • アディダス adios PRO4:216.5g

この差をみれば、メタスピードレイの軽さがどれだけ“異次元”なのか伝わると思います。

メタスピードレイ

エッジ&スカイとの違いは?

ピッチ型「エッジ」との違い

「メタスピードエッジ」は、ピッチ(回転数)を重視するランナー向けに設計されています。
接地回数を増やし、テンポよく足を回す走法にマッチ。
一方で「レイ」は、そこまでピッチ依存ではなく、より“自然なリズム”で走れるように調整されている印象。
つまり、エッジほど小刻みなテンポ走法を求められないため、ピッチ型とストライド型のちょうど真ん中に立つイメージです。

ストライド型「スカイ」との違い

「メタスピードスカイ」は、ストライド(歩幅)を大きく使うランナーに最適化されたモデルです。
一歩の伸びを最大限に活かせる反発性とカーボンの設計が特徴。
これに対して「レイ」は、スカイのような“大振りな走り”を必要とせず、もう少しコントロールしやすい走り心地を目指しています。
ストライド型に振り切れないランナーでも使いやすい設計、と言えそうです。

レイは“いいとこどり”のハイブリッド

そして「レイ」の最大の特徴は、エッジとスカイの“いいとこどり” をしている点。

  • エッジのテンポ感を活かしつつ
  • スカイの推進力も取り入れた

結果、走法を“型にはめない”万能型のカーボンシューズとして仕上がっているのではないでしょうか。
「自分はピッチ型?それともストライド型?」と悩んでいたランナーにとって、レイは第三の解答になるかもしれません。

どんなランナーにオススメ?

メタスピードレイは、単なる「新モデル」ではなく、ランナーのタイプを問わない“新しい選択肢”。
従来の「ピッチ型=エッジ」「ストライド型=スカイ」という二分法を超えて、幅広いランナーが履けるシューズになっています。
ここでは特におすすめしたい3つのタイプを紹介します。

「ピッチ」or「ストライド」!? どっちかわからない人

「自分はピッチ型?それともストライド型?」
こうした疑問を持つ市民ランナーは実際かなり多いです。
走法診断を受ける機会も限られているし、レースの中で走り方が変わることもあります。
メタスピードレイはその点、型に縛られない“ハイブリッド設計”。
走法を気にせず、自然なリズムで走れるので、「型がよくわからない」ランナーにとってベストな選択肢になり得ます。

トップランナーの自己ベスト更新用

もちろんレイは“万能型”といえど、アシックスが誇る最新レーシングシューズ。
軽量性・反発性・カーボンプレートの推進力はトップレベルに仕上がっています。
そのため、サブ3やそれ以上の記録を狙うシリアスランナーにとっても武器になる可能性大。
「エッジやスカイだと合わなかった」「レース後半で型が崩れる」というランナーにとって、安定して自己ベストを狙える一足になるでしょう。

全ランナーの嗜好品用

そして最後は、シンプルに「履きたいから履く」人。
抽選販売というレア感、圧倒的な軽さ、そしてシリーズ初の“第三のモデル”という話題性。
ランニングシューズ好きにとっては、もはや嗜好品として手元に置きたい一足です。
「本命レース用じゃなくても、コレクションとして」「練習や気分転換で履く用」として楽しむのもアリ。
メタスピードレイは、走力や走法に関係なく、ランナー心をくすぐる存在になっています。

まとめ

メタスピードレイ(METASPEED RAY)まとめ!!

  • エッジとスカイの“いいとこどり”をしたハイブリッドモデル
  • ピッチ型・ストライド型どちらにも偏らず、自然な走りをサポートしてくれる
  • 圧倒的な軽さと最新テクノロジーは、トップランナーから市民ランナーまで魅力的
  • 購入方法は抽選のみ(2025年8月現在)。その希少性も、このシューズを特別な存在にしている。

抽選で手に入れたこの一足、実走レビューはこれからですが——。
「どんな走りを見せてくれるのか?」
その答えを試す日が、今から待ち遠しくて仕方ありません!

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【サブ3.5挑戦記 #17 最終章】これもマラソン……スタートラインに立てなかった日https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-17/9831/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-17/9831/#respondMon, 01 Sep 2025 03:51:00 +0000https://fujimon-run.com/?p=9831

こんにちは、まひろでーす。 2025年8月31日、ついに迎えた本番の日――。 ですが、まさかの体調不良でスタートラインに立てませんでした。ここまで読んでいただいた皆さんに、最後まできちんと報告しておきたくて、この最終章を ... ]]>

こんにちは、まひろでーす。

2025年8月31日、ついに迎えた本番の日――。

ですが、まさかの体調不良でスタートラインに立てませんでした。ここまで読んでいただいた皆さんに、最後まできちんと報告しておきたくて、この最終章を書きます。

当日の体調について

レース前日までは大きな不安もなく過ごせました。
ゼッケンを受け取り、昨年のGブロックからDブロックへと前方スタートになったことで、気持ちも一気に高揚。無事にエントリーを完了しました。

ゼッケン

しかし当日の朝、体が重く熱も出てしまいました。
42.195kmを走り切れる自信はまったくなく、練習を積んできただけに走りたい気持ちはありましたが、途中でリタイアして迷惑をかけることを考えると、スタートに立つ決断はできませんでした。

スタートできなかった悔しさ

北海道マラソンに向けて、サブ3.5と自己ベスト更新を目標に練習を積み重ねてきました。
だからこそ、走ることすらできなかった悔しさは、正直、完走できなかった時以上に大きいものでした。
スタートラインに立つという“当たり前”が、どれほど大切で特別なことか――今回あらためて痛感しました。
頭では「仕方ない」と理解していても、気持ちが追いつくには少し時間がかかりました。

これからのこと

今回、走ることができなかったのは残念でしたが、挑戦が終わったわけではありません。
サブ3.5という目標はそのままに、次のレースを見据えて準備を続けていきます。スタートラインに立てることの大切さを学んだ分、今後は体調管理も含めて万全の状態で本番を迎えたいと思います。挑戦はまだ続いていきます。

サブ3.5挑戦記の最終章は、まさかの「スタートラインに立てなかった」という結末に。悔しさは残りますが、それもまたマラソンの一部。次の挑戦へつなげるための大切な経験だったと受け止めています。

次のレースは何にしようか……。

北海道マラソン2025 サブ3.5挑戦記、完結。
そして――挑戦は続く!

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【サブ3.5挑戦記 #16】北海道マラソン2週間前|5000mTTで“キロ4切り”なるか?https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-16/9721/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-16/9721/#respondWed, 20 Aug 2025 09:38:57 +0000https://fujimon-run.com/?p=9721

こんにちは、まひろでーす! 北海道マラソンまで、あと2週間!サブ3.5への挑戦、いよいよ正念場です。今回は5000mタイムトライアル(TT)で、キロ4分ペースにチャレンジ!果たして脚はついてくるのか?心拍と脚の疲れ、ペー ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

北海道マラソンまで、あと2週間!
サブ3.5への挑戦、いよいよ正念場です。今回は5000mタイムトライアル(TT)で、キロ4分ペースにチャレンジ!果たして脚はついてくるのか?心拍と脚の疲れ、ペース感覚とのアツいバトルを繰り広げてきました。

このTTで手応えが掴めれば、レースプランもバッチリ調整可能。サブ3.5への“ラストスパート”が、いよいよ始まります!

8月第4週 実際に走ったトレーニング内容

今週は水曜日にポイント練習として5000mタイムトライアル(TT)を実施し、その他はジョグと休息で調整しました。

【8月4週目の走行距離】合計:44.4km

  • 日曜日:休息日
  • 月曜日:11.2km(ジョグ)
  • 火曜日:休息日
  • 水曜日:11.0km(ポイント練習①:5000mTT)
  • 木曜日:11.2km(ジョグ)
  • 金曜日:休息日
  • 土曜日:11.0km(ジョグ)

8月20日(水) ポイント練習その①:5000mTT

練習メニュー

今回のポイント練習は、5000mタイムトライアル(TT)中心の11km。サブ3.5への仕上げを意識した大事なポイント練習です。

まずはEペースで2kmのウォームアップ。脚に軽く刺激を入れながら体を温め、心拍も上げていきます。

そしていよいよ本番、5000mTT(キロ4分ペース)に挑戦!ペース感覚と脚の反応をじっくり確かめながら、限界ギリギリの走りを堪能しました。

最後はEペースで4kmのクールダウン。心拍と脚の疲労を整えつつ、TTのダメージをしっかりリセット。

短くても濃密な11kmの練習で、サブ3.5への手応えを確かめる1日になりました。

  • Q1:E 2.0km、5000mTT、E 4.0km
  • 走行距離:11.0km
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • 5000mTTペース設定:4:00/km

結果

5000mTTは、狙いのキロ4分ペースをクリアして3:58/km。400mあたり96秒ペースを意識して挑みました。

ラップ
ラップ

アップとダウンを含めた11kmの練習で、脚の状態も良好。サブ3.5に向けて、手応えをしっかり感じられるポイント練習となりました。

  • Q1:E 2.0km、5000mTT、E 4.0km
  • 走行距離:11.0km
  • E 2.0km:6:02/km
  • 5000mTT:3:58/km
  • E 4.0km:5:28/km

メニュー別 VDOT換算

今回の結果をVDOT換算すると以下の通りです。

  • E 2.0km:VDOT 40~45
  • 5000mTT:VDOT 50
  • E 4.0km:VDOT 45~50

シューズ:ADIDAS 「Adios PRO4」

本日もアディオスプロ4をチョイス。北海道マラソン本番は「カーボン入りにするか、カーボンなしで行くか」ずっと迷っていましたが…大会2週間前、ついに決断!

本番はこの一足、アディオスプロ4で挑みます!

アディオスプロ4

次回予告!

来週はいよいよ大会前ラストの1週間。

距離は控えめにして“ひたすら調整モード”に入ります。

日曜日からは毎日Eペースで体を整え、レース当日にピークを合わせていく作戦。
ここからは走り込むのではなく、仕上げる1週間です。

トレーニング内容はこちら!

  • E:90min
  • E:60min
  • E:3.2km、T:4.0km、E:1.6km
  • E:50min
  • E:40min
  • E:20min
  • E:30min

トレーニングの参考にしているのはこちら。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ

ダニエルズのランニングフォーミュラ

来週の調整を終え、いよいよ迎える北海道マラソン2025
これまで積み上げてきたトレーニングは充実の一言。
果たして目標のサブ3.5に届くのか――。

次回!17話「サブ3.5の適格者」

お楽しみにっ!

次回!

【第17回】北海道マラソン2025シリーズに続く

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https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-16/9721/feed/0
【サブ3.5挑戦記 #15】北海道マラソン3週前!本番超えペース8km×2で“余裕度チェック”https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-15/9688/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-15/9688/#respondSat, 16 Aug 2025 09:19:05 +0000https://fujimon-run.com/?p=9688

こんにちは、まひろでーす! 北海道マラソンまであと3週間。仕上げ期に入った今、走力の確認と同時に“本番にどれだけ余裕を持てるか”を試すため、8km×2を本番ペースより速めで敢行しました。 サブ3.5を狙うランナーにとって ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

北海道マラソンまであと3週間。
仕上げ期に入った今、走力の確認と同時に“本番にどれだけ余裕を持てるか”を試すため、8km×2を本番ペースより速めで敢行しました。

サブ3.5を狙うランナーにとって、直前期は「走りすぎれば疲労」「抑えすぎれば仕上がり不足」という綱渡りの時期。今回のチャレンジは、まさにそのバランスを探るトライアルです。

果たして本番を見据えたスピード刺激は、プラスに働いたのか、それとも――。

それでは、さっそくいってみましょう!

8月第3週 実際に走ったトレーニング内容

今週はジョグ中心でつなぎつつ、要所でスピード刺激を入れた一週間でした。
日曜から木曜までは10〜15km前後のジョグをベースに、火曜は1000mTT、水曜は坂ダッシュでスピードを意識。疲労をためすぎない範囲で脚に刺激を与えました。

金曜はしっかり休養を取り、迎えた土曜は今週のメイン練習――8km×2のマラソンペース走。3週前の仕上げ期にふさわしい、実戦的なポイント練習となりました。

【8月3週目の走行距離】合計:88.8km

  • 日曜日:15.6km(ジョグ)
  • 月曜日:11.1km(ジョグ)
  • 火曜日:11.0km(ジョグ、1000mTT)
  • 水曜日:14.5km(ジョグ)
  • 木曜日:13.0km(ジョグ、坂ダッシュ)
  • 金曜日:休息日
  • 土曜日:23.6km(ポイント練習①:マラソンペース走)

8月16日(土) ポイント練習その①:マラソンペース走

練習メニュー

設定したのは サブ3.5の基準ペース(4:58/km)より速い4:30/km

あえて速めのペースにしたのは、余裕度を測る狙いと、本番を見据えたスピード刺激を兼ねてのこと。
「4:30/kmでどこまで押せるのか?」
その答えを探ることが、この日の最大のテーマでした。

  • Q1:E 5.0km、M 8.0km、E 1.6km、M 8.0km
  • 走行距離:23.6km
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • Mペース設定:4:30/km

結果

結果は 4:27/kmで最後まで押し切ることができました
設定ペースの4:30/kmを上回り、意外にも余裕を持って走り切れたことは、3週前としては非常に心強い手応えです。

途中、呼吸や脚の疲労感は感じましたが、ペースを落とす必要はなく、ラストまで安定したフォームを維持できました。
この結果から、本番のサブ3.5ペースでも十分に対応できそうだという自信がついた一方で、速めに刺激を入れることで仕上がりの確認もできたのが大きな収穫です。

  • Q1:E 5.0km、M 8.0km、E 1.6km、M 8.0km
  • 走行距離:23.6km
  • E 5.0km:5:23/km
  • M 8.0km:4:27/km
  • E 1.6km:5:17/km
  • M 8.0km:4:27/km

メニュー別 VDOT換算

今回の結果をVDOT換算すると以下の通りです。

  • E 5.0km:VDOT 45~52
  • M 8.0km:VDOT 54
  • E 1.6km:VDOT 46~53
  • M 8.0km:VDOT 47.5

シューズ:ADIDAS 「Adios PRO4」

今回のポイント練習でも履いたのは adidas Adios Pro 4
実際に感覚を確かめてみると、ペース維持がしやすく、脚も最後まで残せそうな手応えがありました。
本番はAdios Pro 4で挑もう!……かな!?

アディオスプロ4

今回の振り返りと次回予告!

何度も試してきた adidas Adios Pro 4 の乗り方が、少しずつわかってきた今週。
ポイント練習ではペース維持のしやすさと、後半まで脚を残せそうな感覚を確認できました。
練習後の疲労感も抑えられ、シューズとの相性がますますクリアになった手応えです!

次回、5000mTT

果たして、20分は切れるのか……。

お楽しみにっ!

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【サブ3.5挑戦記 #14】北海道マラソン3週前!サブ4ランナー、1000mTTでBreaking3に挑む!https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-14/9663/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-14/9663/#respondWed, 13 Aug 2025 03:38:00 +0000https://fujimon-run.com/?p=9663

こんにちは、まひろでーす! 北海道マラソンまで残り3週間。 サブ3.5を目指す挑戦も最終フェーズに突入しました。突然ですが今回は、サブ4ランナーが1000mTTに挑戦し、Breaking3(3分切り)を狙います。本番前の ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

北海道マラソンまで残り3週間。

サブ3.5を目指す挑戦も最終フェーズに突入しました。突然ですが今回は、サブ4ランナーが1000mTTに挑戦し、Breaking3(3分切り)を狙います。本番前のスピードチェックとして、短距離でどこまで攻められるかは、レース終盤の粘りにも直結する重要なテスト。ちなみに、ダニエルズのポイント練習メニューに1000mTTはありません 笑

果たして目標達成となるのか──その全記録をお届けします。

【概要】1000mTTとは……。

  • 1000mTTとは?
  • 1000mTTをやる意味

1000mTTとは?

1000mTT(1000mタイムトライアル)とは、その名の通り 1000メートルを全力で走り切り、自分のタイムを計測する練習 のことです。トラックなら2周半、ロードなら1km計測コースを使って実施します。

1000mTTをやる意味

1000mTTを取り入れるメリットは大きく、主に次の3つが挙げられます。

スピードの基準を知ることができる

1000mTTで出したタイムは、インターバル走やペース走の設定スピードの指標になります。例えば3分50秒で走れたなら、インターバルの設定を4分10秒/kmにするなど、練習効率が上がります。

レース後半の粘りが身につく

1000mTTは後半の苦しさが強く、脚と心肺に大きな負荷をかけます。この負荷はマラソン終盤の疲労感に近く、限界付近でもフォームを維持する力 を鍛えられます。

状態チェック

長距離練習ばかり続けていると、絶対スピードが落ちてしまう感覚があります。そこで、心肺機能や脚力の状態を確認する目的で、時々実施しています。

1000mTTの結果と分析

  • 1000mTTの作戦
  • ラップタイムと平均ペース
  • Breaking3達成の要因

1000mTTの作戦

今回の1000mTTでは、できる限りイーブンペース(一定のペース)で走ることを意識します。あくまでマラソントレーニングの一環として、全力ダッシュではなく、高出力を維持しつつ、きれいなフォームを保つことを目標にしています。

理想のペース配分は、250mを44~45秒で刻み、最後まで安定して走り切ること。Breaking3(3分切り)達成を狙います!

ラップタイムと平均ペース

結果はこちらです!250mごとにラップタイムを計測しました。

  • 0-250m:41.9sec 2:48/km
  • 250-500m:44.4sec 2:58/km
  • 500-750m:46.1sec 3:04/km
  • 750-1000m:45.2sec 3:01/km
  • Total :2:57.6
結果
結果

Breaking3達成の要因

Breaking3達成することができました。スタートはやや速めでしたが、その後はほぼ理想的なペース配分で推移。400mを過ぎたあたりから徐々に苦しくなり、顎が上がってフォームが乱れたかもしれません。しかし、「なんとか3分切りたい」気持ちで、最後まで粘り切りました。

使用シューズ:AdiosPRO4

最近ポイント練習でよく履いているAdios Pro 4を今回も着用。Breaking3を達成したことで、ますます愛着が湧きました。

アディオスプロ4

軽くて反発力があって、走っていてとても気持ちがいい。フィット感もバッチリです。

北海道マラソンはこれで走ろうかな!Evo SLに一歩リードした感がありますね。

振り返りと次回予告

マラソン中心のトレーニングが続いていましたが、今回の1000mTTでスピードが落ちていないのを実感できて、ちょっと自信が持てました。脚力はしっかり維持できている感じです。

北海道マラソンまで残り3週間。ここからはケガなくピークを迎えられるよう、無理せず調整していきます。

次回、「最終調整」――

疲労と向き合い、極限のコンディションへ。

サブ3.5への扉は、ここに――。

お楽しみにっ!

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【サブ3.5挑戦記 #13】北海道マラソン4週前!2ヶ月ぶりの10kmペース走で調子をチェック!https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-13/9654/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-13/9654/#respondTue, 12 Aug 2025 07:39:44 +0000https://fujimon-run.com/?p=9654

こんにちは、まひろでーす! 北海道マラソンまであと4週間。サブ3.5挑戦もいよいよ佳境です。 今回は2ヶ月ぶりの10kmペース走で、これまで積み上げてきた走力の現状をしっかり確認しました。10kmをサブ3ペースで走れるス ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

北海道マラソンまであと4週間。サブ3.5挑戦もいよいよ佳境です。

今回は2ヶ月ぶりの10kmペース走で、これまで積み上げてきた走力の現状をしっかり確認しました。10kmをサブ3ペースで走れるスピードは、自分にとって後半に余裕をもってレースを進めるための重要な指標です。

サブ3.5を目指す皆さんも、もし個人的な指標があればぜひ教えてください!

それでは、さっそくいってみましょう!

8月第2週 実際に走ったトレーニング内容

天候不順や疲労の影響で、モチベーションが上がらず、予定していたポイント練習は2回のうち1回のみの実施となりました。ここにきてややトーンダウン気味ですが、だからこそ土曜日のポイント練習には集中力を高めて臨みました。

【8月2週目の走行距離】合計:61.7km

  • 日曜日:11.0km(ジョグ)
  • 月曜日:休息日
  • 火曜日:11.2km(ジョグ)
  • 水曜日: 5.1km(ジョグ)
  • 木曜日:11.2km(ジョグ)
  • 金曜日:休息日
  • 土曜日:23.2km(ポイント練習①:マラソンペース走)

8月9日(土) ポイント練習その①:マラソンペース走

練習メニュー

2ヶ月ぶりの10kmペース走。最初の10kmのペース走はサブ3ペースの4:14/kmを目標に実施予定。続く2回目の8kmペース走は、4:45/km以内で走り切りたいと考えています。

  • Q1:E 4km、M 10km、E 1km、M 8km
  • 走行距離:23km
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • Mペース設定:4:14/km
  • Mペース設定:4:45/km

結果

結果は、1回目が狙い通りの4:14/km、2回目も目標の4:45/km以内となる4:43/kmで走り切ることができました。2ヶ月ぶりの10kmペース走としては、十分に満足のいく内容です。

この結果は、ここまで積み重ねてきたトレーニングの成果が出たかなぁと思います。特に後半のペース維持に手応えを感じました。疲労が抜けきらない中でも、狙ったペースで走り切れたことは自信につながります。

  • Q1:E 4km、M 10km、E1km、M8km
  • 走行距離:23.0km
  • E 4.0km:5:28/km
  • M 10.0km:4:14/km
  • E 1.0km:5:23/km
  • M 8.0km:4:43/km

メニュー別 VDOT換算

今回の結果をVDOT換算すると以下の通りです。

  • E 4.0km:VDOT 45~51
  • M 10.0km:VDOT 54
  • E 1.0km:VDOT 45~52
  • M 8.0km:VDOT 47.5

シューズ:ADIDAS 「Adios PRO4」

今回も登場はAdios Pro 4。最近のポイント練習はこの一択ですね。軽さと反発力のバランスに加え、足へのフィット感も抜群。北海道マラソン本番は、このシューズにするか、EVO SLにするか、悩ましいところです。

アディオスプロ4

今回の振り返りと次回予告!

予定していたポイント練習2回のうち、今回は1回のみの実施にとどまり、ややトーンダウン気味の週となりました。しかし、来週からはお盆休みで時間をしっかり確保できる見込みです。ここから巻き返しを図り、集中してトレーニングに取り組んでいきたいと思います。

次週!

北海道マラソン2025──3週間前、なぜ今なのか?

突如として挑む、1000mTT。

狙うは、ただひとつ──サブ3.5。

お楽しみにっ!

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【ポイント練習翌日】疲労を感じてる時間の中で「GEL-NIMBUS 27」で、つつみ込むように…。https://fujimon-run.com/gel-nimbus-27/9595/https://fujimon-run.com/gel-nimbus-27/9595/#respondSat, 09 Aug 2025 13:27:29 +0000https://fujimon-run.com/?p=9595

こんにちは、まひろでーす! サブ4を達成してからというもの、レース用やスピード練習用のシューズばかりに目がいっていました。でも、ふと気づいてしまったんです。ポイント練の翌日やロング走の翌朝──「今日、何を履こう?」と迷う ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

サブ4を達成してからというもの、レース用やスピード練習用のシューズばかりに目がいっていました。でも、ふと気づいてしまったんです。ポイント練の翌日やロング走の翌朝──「今日、何を履こう?」と迷う日が増えていることを。

スピードモデルを履き続けていると、どこかしらに疲労が残るし、“とりあえずの1足”ではリカバリーとして物足りない。
だったら、脚をいたわる目的でちゃんと1足揃えようじゃないか。

そう思って選んだのが、

アシックス GEL-NIMBUS 27(ゲルニンバス27)
今回は、なぜこのシューズをリカバリー用に選んだのか?
購入に至るまでの経緯と理由を、自分なりの視点でまとめておこうと思います。

なぜリカバリー用シューズが必要になったのか?

  • 練習量が増えると“休ませる日”の質が大事になる
  • 「疲労抜きジョグ用」の1足が欲しくなった

練習量が増えると“休ませる日”の質が大事になる

ポイント練習やロング走など、週の中でしっかり追い込む日は定着してきました。その一方で、それ以外の日をどう過ごすかが、最近の課題です。“走る日”と“休む日”を単純に分けるのではなく、走りながら回復する──いわゆる疲労抜きジョグをうまく取り入れないと、距離を踏むのが難しくなってきました。

そのためには、シューズにも「走れるけど脚に優しい」性能が求められると感じるようになりました。レースに向けて「追う日」と「整える日」をきっちり分けた方が、コンディションは確実に上がります。

だからこそ、“休ませる日”の質を上げるための1足が必要だと感じました。

「疲労抜きジョグ用」の1足が欲しくなった

正直なところ、「ペガサスプラスで全部済ませたい」という気持ちもありました。
でも、どれだけ信頼しているシューズでも、疲れている脚には、“ちょっと薄い”と感じる瞬間が増えてきたんです。

特に、ポイント翌日のジョグや数日ランニングが続くと、脚に残ったダメージをそのまま引きずってしまう感覚がありました。
走れてはいる。でも、ちゃんと回復できていない──そんなジレンマを感じる場面が増えてきました。

そこで、「疲労抜きに特化した1足が必要だ」と思うようになりました。

ただ“柔らかい”だけじゃダメ。かといって“反発が強い”のも違う。そんな思いから、プレミアムクッションカテゴリーの中から候補を絞り込み、試し履きを重ねるうちに「ゲルニンバス27」に行き着きました。

検討した他の候補たち

まひろの足の特徴とシューズの好み

まずは足のサイズから。

右足

  • 長さ:262mm
  • 幅 :105mm
  • 高さ:57mm
  • 土踏まずのタイプ:平ら

左足

  • 長さ:262mm
  • 幅 :103mm
  • 高さ:55mm
  • 土踏まずのタイプ:平ら

足の特徴はというと──
サイズは標準的ですが、足幅はやや広めの2E寄り。3Eほどではないものの、タイトな作りのシューズだと、親指の付け根(第一中足骨頭あたり)の出っ張りが気になることがあります。

ノヴァブラスト5


さらに、土踏まずのアーチが低く、いわゆる“偏平足気味”。

幅が狭いシューズ、硬めのアッパー、厚いシュータンは苦手意識があります。

普段履いているサイズは基本的に28.0cm。実寸よりやや余裕を持たせて選んでいます。

そして今回、検討したシューズはこちらー!

  • NIKE ボメロ18
  • PUMA マグマックスニトロ
  • BROOKS ゴーストマックス2
  • 価格帯・フィーリング・汎用性での比較検討

NIKE ボメロ18

最初に検討したのは、ナイキのクッションモデル「ボメロ18」
これまで「ペガサスプラス」をメインに履いていたこともあり、同じナイキからの選択しとして試し履きしてみました。

実際に履いてみると、シューズ内側のスウッシュが足の内側に当たる感触があり、その時点で「幅が合っていないな」と感じました。

ボメロ18

履いた瞬間に違和感があると、その印象ってなかなか消えないんですよね。だからこそ、自分に合うかどうかは“履いた瞬間”のフィーリングで判断するようにしています。

ということで、今回は残念ながら見送りに。
今後登場予定の「ボメロ プラス」や「ボメロ プレミアム」に期待したいところです。

PUMA マグマックスニトロ

ここ最近、ランナーからの評価が上がっているのが、PUMAの「マグマックスニトロ」
いわゆる“マックスクッション”カテゴリーで、厚みのあるクッションが印象的なモデルです。

こちらを試着してみると、中足部のフィット感がややタイトに感じられました。これは、私のアーチが低く偏平足気味な足型によるもので、圧迫感が出てしまったようです。今回はリカバリージョグ用として選んでいたこともあり、「少しでも足に合わない」と感じた時点で見送りに。

PUMAのシューズはデザインもカッコよく、これまで履いた事がなかったので楽しみにしていたのですが、今回は相性が合わず、断念です。

BROOKS ゴーストマックス2

続いて試したのは、「BROOKS ゴーストマックス2」。これまでBROOKSのシューズは未体験でしたが、評判の高さと“マックス”の名に惹かれて試してみることに。

実際に足を入れてみると、足幅はジャストフィットで問題なし!「これはいけるかも…」と期待したのも束の間、気になったのがシュータンの厚み。

私にとっては、甲の部分がしっかりと包まれているというより、やや押さえつけられているような感覚がありました。もともとシュータンが厚めのシューズが苦手なこともあり、このフィーリングはどうしても引っかかり、今回は見送りに。

とはいえ、クッション性や安定感はとても好印象!今後シューズを選ぶ際には、気になるメーカーの一つになりそうです。

試し履きしてみてわかったこと

今回のシューズ選びでは、価格やスペックよりも「自分の足に合っているかどうか」を最優先で判断しました。履いた瞬間のフィーリング、アッパーの柔らかさ、足幅のフィット感──このあたりが合わないと、どんなに評価の高いモデルでも長く履き続けるのは難しいと感じています。

試し履きを通して改めてわかったのは、「第一印象の違和感は後からも消えない」ということ。そして、「シューズの良し悪し」ではなく「自分との相性」が何より大事だということです。

今回見送ったモデルも、決して悪いシューズではありませんでしたが、わずかな違和感が気になってしまった時点で、自然と候補から外れていきました。そのぶん、実際に「これは合いそうだ」と感じた一足に出会えたときの確信は、より強いものになります。

では、数ある候補の中から「ゲルニンバス27」を選んだ理由とは──?

GEL-NIMBUS 27を選んだ決め手

最終的に選んだのが、アシックスの「GEL-NIMBUS 27」
試し履きの段階で、「これはもう、間違いない」と感じられるフィット感でした。

まず、気になっていた足幅については、全く問題なし。甲まわりもシュータンが薄くてストレスがなく、圧迫感もゼロ。

さらに、足を入れた瞬間から感じられるミッドソールの柔らかさ──これがたまらない。
着地の衝撃をやさしく包み込んでくれるような感覚は、まさにリカバリージョグにぴったりの仕様でした。

これまで試してきたどのモデルよりも、自分の足に“しっくり”くる感覚があり、用途との相性もバッチリ。
リカバリー用としては、現時点で理想的ともいえる一足に出会えた気がしています。

スペックとデザイン

GEL-NIMBUS 27のデザインは、厚みのあるソールとボリューム感のあるフォルムがまず目を引きます。いかにも“クッション性重視”といった見た目で、安心感と安定感を視覚的にも伝えてくる一足。

モデル名の「NIMBUS」は“雲”を意味することもあり、今回はホワイトカラーをチョイス。クリーンで落ち着いた印象があり、ランニングだけでなく普段使いにも取り入れやすいデザインです。大人のランナーにもフィットする、上品さをまとったルックスが好印象でした。

スペック一覧

アッパー:エンジニアードメッシュ

ゲルニンバス27

FF BLAST PLUS ECO:軽量で柔らかく跳ねるように反発するFF BLAST PLUS機能はそのままに、約24%を植物由来に変えた環境配慮がなされたフォーム素材だ。

ゲルニンバス27

ソール厚:44.0mm

ドロップ:8.0mm

プレート:無し

アウトソール:優れたグリップ性を発揮するASICS GRIP(グレーの部分)と、耐摩耗性の高いAHARPLUS(白い部分)を組み合わせたHYBRID ASICS GRIPを採用。

ゲルニンバス27

重量:324g (28.0cm)

ゲルニンバス27

デザイン: White / Glacier Grey ※Glacier=氷河

価格:20,900円

デザイン

アウトサイド

ゲルニンバス27

インサイド

ゲルニンバス27

ヒール

ゲルニンバス27

フロント

ゲルニンバス27

グリップ:HYBRID ASICSGRIP

ゲルニンバス27

試着で気づいた自分の好み──GEL-NIMBUS 27が最適解

今回のシューズ探しでは、複数のモデルを試し履きしながら、自分の足型や用途に合った一足を見極める大切さを改めて実感しました。足幅やアーチの高さ、好みのアッパー構造など、わずかな違和感も長い距離では大きなストレスになるため、「フィーリング重視」の判断はやはり正解だったと感じています。

その中で選んだ GEL-NIMBUS 27 は、足幅のフィット感、薄めのシュータン、柔らかいミッドソールといった条件がすべて揃い、リカバリージョグ用として、まさに理想的な一足でした。

GEL-NIMBUS 27を選んだポイント

  • 足幅がジャストフィット(やや広めの足にも対応)
  • 薄めのシュータンで甲部分が快適
  • 柔らかく沈み込むミッドソールで脚に優しい
  • 長時間走ってもストレスのない安定感
  • 普段使いにも映える上品なデザイン

シューズ選びは“スペック”よりも“相性”がすべて。
迷った末にたどり着いた一足だからこそ、履くたびに「やっぱりこれで正解だった」と思えるはずです!

気になる方は是非お試しください!

購入はコチラ!

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【サブ3.5挑戦記 #12】いよいよ北海道マラソン5週前!リカバリー明け、最終調整フェーズへ!https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-12/9575/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-12/9575/#respondSat, 02 Aug 2025 13:27:00 +0000https://fujimon-run.com/?p=9575

こんにちは、まひろでーす! 7月も下旬。北海道マラソンまで、ついに残り5週となりました。先週は計画どおりのリカバリー週。ゆっくりジョグで疲労を抜き、呼吸を整えコンディションをリセットしました。そして迎えた今週──いよいよ ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

7月も下旬。北海道マラソンまで、ついに残り5週となりました。先週は計画どおりのリカバリー週。ゆっくりジョグで疲労を抜き、呼吸を整えコンディションをリセットしました。
そして迎えた今週──いよいよ最終調整フェーズの入口。本番を万全の状態で迎えられるよう、一日一日を丁寧に積み重ねていきたいと思います。

大会当日にピークを合わせるべく、ここから再びギアを入れて動き出します。
それでは、今週のトレーニングを振り返ります!

7月第5週 実際に走ったトレーニング内容

7月第5週は、前週のリカバリーを経て、今週は少しずつギアを上げていく一週間。ジョグで感覚を確かめながら体を慣らし、後半にかけてポイント練習でしっかり刺激を入れる流れで取り組みました。

木曜のロング走では久しぶりに距離を踏み、土曜は閾値走からインターバル・レペと、バリエーションのある内容でスピードと集中力を養えたのが収穫。
ジョグも疲労を残しつつ、淡々とリズムよくこなせたのは地味に嬉しいポイントでした。

まだ仕上がり途中ではありますが、いい流れで最終フェーズに入ってこれた感覚があります。

【7月5週目の走行距離】合計:80.3km

  • 日曜日:10.1km(ジョグ)
  • 月曜日:11.1km(ジョグ)
  • 火曜日:11.2km(ジョグ)
  • 水曜日:休息日
  • 木曜日:22.0km(ポイント練習①:ロング走)
  • 金曜日:11.1km(ジョグ)
  • 土曜日:14.8km(ポイント練習②:閾値 + インターバル + レぺ)

7月31日(木) ポイント練習その①:ロング走

練習メニュー

リカバリー週明け一発目のポイント練習①は、ロング走。VDOT設定は51で行いました。

  • Q1:L 24km or 130minどちらか少ないほう
  • 走行距離:22km~24km予定
  • Eペース設定:4:52-5:29/km

結果

設定ペースよりわずかに落ちてしまいましたが、余裕を持った巡航を意識したロング走。序盤から終盤までペースは安定しており、フォームも呼吸も乱れることなく、狙いどおり“一定のリズム”で走り切れました。脚の重さやブレも感じられず、リカバリー週明けの一発目としては、ちょうどいい負荷と強度だったと感じています。

  • Q1:L 124min
  • 走行距離:22.0km
  • L 22.0km:5:40/km

メニュー別 VDOT換算

設定よりやや下回るVDOT43〜49の結果でしたが、余裕度は十分。リカバリー明けとしては、これで良しとします。

  • L 22.0km:VDOT 43~49

シューズ:NIKE 「PEGASUS PLUS」

今回はNIKEのペガサスプラスを着用しました。ここ最近は月間の走行距離のうち6割程をこのシューズで走っており、それだけ日常使いの相棒として信頼しています。総走行距離は700kmを超え、すっかり足に馴染んできた一方で、最近はZoomXの反発がやや弱くなってきたようにも感じます。

ペガサスプラス

8月2日(土) ポイント練習その②:閾値 + インターバル + レぺ

リカバリー週明けの終盤に実施したポイント練習②は、持久力とスピードの両面を刺激する複合型の内容。Eペースでのウォーミングアップから始まり、T(閾値)→ I(インターバル)→ R(レペテーション)と段階的にスピード強度を上げていく構成となっています。

練習メニュー

ポイント練習②はVDOT51を基準にペースを設定しています。ゆったりしたイージーペースから短距離のスピード練習まで、幅広い強度をバランス良く刺激する内容です。閾値走やインターバルで持久力・心肺を鍛え、レペテーションでスピードの質を高めます。

  • Q2:E 3.2km、 (T 1.6km – 1min rest)×2、(I 3min- 2min rest)×3、 (R200m – Jog 200m)×8、E 1.6km
  • 走行距離:14.4km
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • Tペース設定:4:00/km
  • Iペース設定:3:45/km
  • Rペース設定:38sec(200m)

結果

朝起きるとあいにくの雨。外でのポイント練習は断念し、トレッドミルに切り替えました。トレッドミルは外部環境の影響を受けにくく、安定して走りやすいため、ペースはいつもより少し上がりました。

  • Q2:E 3.2km、 (T 1.6km – 1min rest)×2、(I 3min- 2min rest)×3、 (R200m – Jog 200m)×8、E 2.0km
  • 走行距離:14.8km
  • Eペース:5:29/km
  • T 1.6km×2set:3:57/km
  • I 3min×3set:3:43/km
  • R 200×8set:37sec(200m)
  • Eペース:5:30/km

メニュー別 VDOT換算

今回のトレッドミルでのポイント練習におけるペースは、VDOT換算で以下の通りです。
屋外に比べて環境が安定するトレッドミルの特性から、いつもより少し高めの数値が出ています。

トレッドミル走りやすいもんね 笑

  • E 3.2km:VDOT 44-51
  • T 1.6km×2set:VDOT 54.5
  • I 3min×3set:VDOT 53.5
  • R 200×8set:VDOT 60
  • E 3.2km:VDOT 43-50

シューズ:adidas 「Adios PRO4」

赤黒カラーのアディオスプロ4を選びました。白黒カラーと計2足体制です。デザインはもちろん、履き心地も自分の走りにピッタリで、気づけば手放せなくなっています。このシューズ好きすぎる 笑

カラーもいろいろ出ているので、自分好みの一足を選ぶ楽しさもありますよね!

アディオスプロ4

今回の振り返りと次回予告!

今週はリカバリー明けからギアを上げつつ、しっかりポイント練習を積み重ねました。疲労感は抑えられており、フォームも呼吸も安定。ケガの兆候もなく、順調に次のフェーズへ進めそうです。

次週!

ついに始まる、最終調整フェーズ。マラソンペース走を連続実施。

狙うは、ただひとつ──サブ3.5

お楽しみにっ!

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【サブ3.5挑戦記 #11】閾値トレから逃げちゃだめだ!再びスピード持久力を鍛えよ──北海道マラソン7週前https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-11/9528/https://fujimon-run.com/hokkaido-marathon25-11/9528/#respondMon, 21 Jul 2025 23:22:34 +0000https://fujimon-run.com/?p=9528

こんにちは、まひろでーす! 7月も中旬。北海道マラソンまで、ついに残り7週となりました。暑さとの戦いが続く中、それでもペースを落とさずに走り続けるには、「スピード持久力」の底上げが不可欠です。今週は、苦手意識もある“閾値 ... ]]>

こんにちは、まひろでーす!

7月も中旬。北海道マラソンまで、ついに残り7週となりました。暑さとの戦いが続く中、それでもペースを落とさずに走り続けるには、「スピード持久力」の底上げが不可欠です。今週は、苦手意識もある“閾値トレ”に再び挑戦。キロ4ペースに食らいつきながら、レース後半の粘りに繋がる力を養っていきます。

「閾値トレから逃げちゃだめだ!」――

そんな決意を胸に、第11週目のトレーニングを振り返ります!

7月第3週 実際に走ったトレーニング内容

7月第3週は、暑さと戦いつつもコツコツ走り込めた1週間でした。
月曜の閾値トレに始まり、土曜には閾値+レぺというスピード系のポイント練を2本。ジョグでつなぎながら、合計76km超を走り切ることができました。
北海道マラソンまであと7週。焦らずバテず、でもしっかり積み上げていきます!

【7月3週目の走行距離】

  • 日曜日:12.7km(ジョグ)
  • 月曜日:10.9km(ポイント練習①:閾値トレーニング)
  • 火曜日:休息日
  • 水曜日:11.1km(ジョグ)
  • 木曜日:11.3km(ジョグ)
  • 金曜日:11.1km(ジョグ)
  • 土曜日:19.2km(ポイント練習②:閾値 + レぺテーション)

合計:76.3km

7月13日(日) ポイント練習その①:閾値トレーニング

練習メニュー

ポイント練習①は、定番の「E+Tセット走」メニュー。VDOT設定は51。


まずはイージーペースで30分走って体を温めたあと、Tペース(4:11/km)で3.2km×3本!セット間は2分レストです。ラストはEペースで3.2km流して終了。
トータル18.4kmのスピード持久力養成メニューです。集中力と粘りが試されるやつですね。

  • Q1:E 30min、T(3.2km-2min rest )×3、E 3.2km
  • 走行距離:18.4km予定
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • Tペース設定:4:11/km

結果

ウォーミングアップのEペース(5.6km)は設定内で落ち着いて入り、Tペース(4:11/km×3本)もブレることなくしっかり走破。後半のEペース(3.2km)も設定を維持して終えることができ、最後まで集中を切らさず押し切れたのは大きな収穫です。
特にTペース区間を全て目標通りに揃えられたことで、スピード持久力が着実に仕上がってきていることを実感できました。内容・結果ともに満足度の高い一日でした!

  • Q1:E 5.6km、T(3.2km-2min rest )×3、E 3.2km
  • 走行距離:18.4km
  • E 5.6km:5:20/km
  • T(3.2km-2min rest):4:11/km
  • E 3.2km:5:25/km

メニュー別 VDOT換算

全体的にVDOT51の設定に対して大きなブレはなく、安定した内容となりました。
Tペースは設定通りのVDOT51でしっかり走り切れており、狙い通りのスピード持久力強化ができた印象です。
前後のEペースもおおむね設定範囲内に収まっており、全体として質の高いトレーニングになりました。

  • E 5.4km:VDOT 46-52
  • T(3.2km-2min rest):VDOT 51
  • E 5.4km:VDOT 45-51

シューズ:adidas 「Adios PRO4」

今回のポイント練習ではアディオスプロ4を着用。最近は少しずつシューズの“乗り方”がわかってきたのか、反発をしっかり活かせる感覚がつかめてきました。苦手意識のあるメニューでしたが、その推進力に助けられ、最後まで粘ることができました。

7月21日(月) ポイント練習その②:閾値 + レぺテーション

ポイント練習2回目は、テンポ走で心肺機能にしっかりと刺激を入れたあと、200mのレペテーションでスピードとフォームを意識した動きを確認する、持久力とスピードをバランスよく鍛える複合メニューです。Eペースでの前後ジョグも含め、トータルでしっかりと走り込める内容になっています。

練習メニュー

ポイント練習2回目のメニューと設定ペースはこちら。今回も前回と同様、VDOT51を基準にして、ペースを組んでいます。距離は短めなので、ギュッと集中して走り切りたいところです。

  • Q2:E 3.2km、T(1.6km – 1min rest)×4、(R200m・Jog 200m)×8、E 3.2km
  • 走行距離:16.0km
  • Eペース設定:4:52-5:29/km
  • Tペース設定:4:11/km
  • Rペース設定:43sec(200m)

結果

今回の練習は、閾値走(T)で心肺にしっかり負荷をかけたうえで、レペテーション(R)でスピードと動きを確認する複合メニュー。狙いどおり、スタミナとスピードの両面に良い刺激が入りました。

最初のT 1.6km×4本は、セットが進むにつれてややペースが落ちたものの、大きく崩れることなくまとめられました。特に4本目で再び持ち直している点は評価できるかな!? 呼吸やフォームを意識しながら、一定のリズムで押し切れたと思います。

続くR200×8本は、全体を通して40秒台を安定キープできており、動きのキレとスピード持久力のバランスが取れたかと思います。レスト200m jogも適度なつなぎになり、脚の切り替えの練習にもなりました。

  • Q2:E 3.2km、T(1.6km – 1min rest)×4、(R200m・Jog 200m)×8、E 3.2km
  • 走行距離:16.0km
  • Eペース:5:40/km
  • T 1.6km×4set:3:52-3:57-4:04-3:58/km
  • R 200×8set:40.04sec(200m)
  • Eペース:5:56/km

メニュー別 VDOT換算

VDOT換算は以下の通りです。

閾値走は、今回はあえて時計を見ずにどこまで追い込めるかを試してみましたが、結果としてキロ4分で押し切れたのは自分としても評価できるポイントでした。

レペは、そこまで追い込みすぎず、スピード感覚を確認するにはちょうど良い負荷だったと思います。前後のEペースについては、意図したわけではないものの、自然と抑えめのペースになってしまいました。

  • E 3.2km:VDOT 43-49
  • T 1.6km×4set:VDOT 54.5
  • R 200×8set:VDOT 56
  • E 3.2km:VDOT 40-46

シューズ:adidas 「Adios PRO4」

前回に引き続き、アディオスプロ4を選択。気づけば、このシューズの出番がすっかり増えてきました。

アディオスプロ4

今回の振り返りと次回予告!

アディオスプロ4を履き込むうちに、少しずつ“乗りこなし方”がわかってきた感覚があります。反発をもらうタイミング、接地の位置、脚の引き上げ──それらが噛み合うと、自然と良いテンポで走れている気がします。

一時期はふくらはぎに強めの張りを感じていたが、ここにきて徐々に身体が適応。走り終えた後のダメージも軽く、確かなフィーリングの変化を実感しています。

次週は、予定通りのリカバリー週。

負荷は落としつつ、フォームの再確認と疲労抜きに徹する。追い込みすぎない勇気もまた、成長への一歩です。次週のリフレッシュを経て、再来週はまた新鮮な気持ちでトレーニングに取り組みたいと思います。

次週、

『回復の価値は』

お楽しみにっ!

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