アシックスの人気ランニングシューズ「マジックスピード」シリーズ。
最新モデルの「マジックスピード5」はまだ発売されていませんが、ランナーの間ではもうすでに話題になっています。実は、現行モデルの「マジックスピード4」が近所のスポーツ店で9,990円(驚きの47%オフ!)で売られていたのを見て、そろそろ新作が出るんじゃないか…とワクワクしていました。
サブ4ランナーとしては、軽くて反発力のあるレースシューズは、練習やレースの結果に直結する大事なアイテム。というわけで今回は、まだ情報が少ない「マジックスピード5」ですが、今の段階で期待できそうなポイントをまとめてみました。
歴代 マジックスピード
- 2021年:マジックスピード
- 2022年:マジックスピード2
- 2023年:マジックスピード3
- 2024年:マジックスピード4
マジックスピード
ミッドソール:FF Blast
重量:235g (27.0cm)
価格:17,600円
マジックスピード 2
ミッドソール:FF Blast +
重量:235g (27.0cm)
ドロップ:7mm
価格:16,500円
マジックスピード 3
ミッドソール:FF Blast +
重量:235g (27.0cm)
ドロップ:7mm
アウトソール:アシックスグリップ
価格:16,500円
マジックスピード 4
ミッドソール:FF TURBO & FF Blast +
重量:235g (27.0cm)
ドロップ:8mm
アウトソール:アシックスグリップ
価格:16,500円
マジックスピード5 予想
ミッドソールの向上
前モデルの FF Turbo は反発力が高く、長距離でも鋭い蹴り出しをサポートしてくれる優秀なミッドソールでした。
だからこそ、マジックスピード5 には、メタスピードTOKYOで新採用された FF Leap をぜひ投入してほしいところ。
素材のアップデートや構造の最適化が進めば、これまで以上にエネルギーロスを抑え、より効率的に推進力へと変換する“次世代の走り”が期待できます。
220g(27.0cm )予想
FF Leapの採用に加えて、アッパー周りのアップデートが入れば、重量はおそらく220g前後に収まるのではと予想しています。
この読み…さて、当たるかな!?
マジックスピード5はこんな人にオススメ!?
サブ4のレースシューズとして
サブ4ランナーにとって、フルマラソンを最後までしっかり走り切るためには、「軽さ」と「安定感」のバランスがとれたシューズが欠かせません。マジックスピードシリーズは、まさにその中間点をうまく突いてくる存在。上位モデルのメタスピードシリーズのような強烈なカーボン推進力までは求めないけど、「ペースを維持できる反発」は欲しい――そんなランナーにピッタリです。
特にマジックスピード4では、FlyteFoam Turboとカーボンプレートの組み合わせにより、接地の安定性とキレのある反発感が両立。スピード練習でもレースでも使える「万能タイプ」として人気でした。
その流れを受け継ぐであろうマジックスピード5は、より軽量化と安定性の最適化が期待されます。もし5でフィット感がさらに洗練されるなら、サブ4ランナーの“決戦シューズ”としての完成度はかなり高いはず。
サブ4達成を目指す人が、「初めてのカーボンプレートシューズ」として選ぶなら、ちょうどいいバランスの一足になるでしょう。
サブ3の方の練習シューズとして
サブ3クラスのランナーにとっては、マジックスピードは“本番用”というよりも、日常のポイント練習やテンポ走で使いたい存在です。
フルレースではメタスピードシリーズを履くという人でも、週に数回のスピード走やLT走では、マジックスピードの程よい反発と安定感が頼もしい相棒になります。
カーボンシューズ特有の“跳ね返りすぎ”がなく、フォームを崩さずにしっかり脚を使えるのも魅力。脚づくりを意識した練習期には、むしろこういう「半カーボン系」のシューズのほうが有効です。
マジックスピード5が軽量化しつつも耐久性をキープしてくれれば、サブ3ランナーにとっても「質の高い練習を支える相棒」になるはずです。
同位置付けの他ブランド製品
NIKE ズームフライ6
- 18,700円(税込)
- ドロップ8mm
- 重量:265g(28.0cm)
adidas アディセロ ボストン13
- 18,700円(税込)
- ドロップ6mm
- 重量:255g(27.0cm)
結論:まひろは買うのか!?
「買う予定です!」
私は現在サブ4ランナーですが、次の東京マラソンではサブ3.5を目標にしています。
本番用シューズは「メタスピードトーキョー」「メタスピードレイ」「アディオスプロ4」のいずれかで走る予定です。
一方で、日々の練習で履ける軽量・反発系シューズがずっと欲しかったんですよね。
マジックスピード5は、まさにその隙間を埋める存在になりそうです。
これまで試した「ズームフライ6」や「アディダス ボストン13」は、どうにも足型が合わず、足入れ際のフィーリングがしっくりこず……。
また、レーシングモデルは反発性能は高いものの、どうしても耐久性が低くコスパ面で気になるのが本音です。
その点、マジックスピードシリーズはこれまでの実績からも、反発・安定・耐久性のバランスが優秀。
5ではさらに軽量化やフィット感の改良が予想されるため、練習シューズとして即戦力になると感じています。
発売されたら、まずは確実に試してみたい一足です!
