こんにちは、まひろでーす!
サブ4を達成してからというもの、レース用やスピード練習用のシューズばかりに目がいっていました。でも、ふと気づいてしまったんです。ポイント練の翌日やロング走の翌朝──「今日、何を履こう?」と迷う日が増えていることを。
スピードモデルを履き続けていると、どこかしらに疲労が残るし、“とりあえずの1足”ではリカバリーとして物足りない。
だったら、脚をいたわる目的でちゃんと1足揃えようじゃないか。
そう思って選んだのが、
アシックス GEL-NIMBUS 27(ゲルニンバス27)
今回は、なぜこのシューズをリカバリー用に選んだのか?
購入に至るまでの経緯と理由を、自分なりの視点でまとめておこうと思います。
なぜリカバリー用シューズが必要になったのか?
- 練習量が増えると“休ませる日”の質が大事になる
- 「疲労抜きジョグ用」の1足が欲しくなった
練習量が増えると“休ませる日”の質が大事になる
ポイント練習やロング走など、週の中でしっかり追い込む日は定着してきました。その一方で、それ以外の日をどう過ごすかが、最近の課題です。“走る日”と“休む日”を単純に分けるのではなく、走りながら回復する──いわゆる疲労抜きジョグをうまく取り入れないと、距離を踏むのが難しくなってきました。
そのためには、シューズにも「走れるけど脚に優しい」性能が求められると感じるようになりました。レースに向けて「追う日」と「整える日」をきっちり分けた方が、コンディションは確実に上がります。
だからこそ、“休ませる日”の質を上げるための1足が必要だと感じました。
「疲労抜きジョグ用」の1足が欲しくなった
正直なところ、「ペガサスプラスで全部済ませたい」という気持ちもありました。
でも、どれだけ信頼しているシューズでも、疲れている脚には、“ちょっと薄い”と感じる瞬間が増えてきたんです。
特に、ポイント翌日のジョグや数日ランニングが続くと、脚に残ったダメージをそのまま引きずってしまう感覚がありました。
走れてはいる。でも、ちゃんと回復できていない──そんなジレンマを感じる場面が増えてきました。
そこで、「疲労抜きに特化した1足が必要だ」と思うようになりました。
ただ“柔らかい”だけじゃダメ。かといって“反発が強い”のも違う。そんな思いから、プレミアムクッションカテゴリーの中から候補を絞り込み、試し履きを重ねるうちに「ゲルニンバス27」に行き着きました。
検討した他の候補たち
まひろの足の特徴とシューズの好み
まずは足のサイズから。
右足
- 長さ:262mm
- 幅 :105mm
- 高さ:57mm
- 土踏まずのタイプ:平ら
左足
- 長さ:262mm
- 幅 :103mm
- 高さ:55mm
- 土踏まずのタイプ:平ら
足の特徴はというと──
サイズは標準的ですが、足幅はやや広めの2E寄り。3Eほどではないものの、タイトな作りのシューズだと、親指の付け根(第一中足骨頭あたり)の出っ張りが気になることがあります。

さらに、土踏まずのアーチが低く、いわゆる“偏平足気味”。
幅が狭いシューズ、硬めのアッパー、厚いシュータンは苦手意識があります。
普段履いているサイズは基本的に28.0cm。実寸よりやや余裕を持たせて選んでいます。
そして今回、検討したシューズはこちらー!
- NIKE ボメロ18
- PUMA マグマックスニトロ
- BROOKS ゴーストマックス2
- 価格帯・フィーリング・汎用性での比較検討
NIKE ボメロ18
最初に検討したのは、ナイキのクッションモデル「ボメロ18」
これまで「ペガサスプラス」をメインに履いていたこともあり、同じナイキからの選択しとして試し履きしてみました。
実際に履いてみると、シューズ内側のスウッシュが足の内側に当たる感触があり、その時点で「幅が合っていないな」と感じました。

履いた瞬間に違和感があると、その印象ってなかなか消えないんですよね。だからこそ、自分に合うかどうかは“履いた瞬間”のフィーリングで判断するようにしています。
ということで、今回は残念ながら見送りに。
今後登場予定の「ボメロ プラス」や「ボメロ プレミアム」に期待したいところです。
PUMA マグマックスニトロ
ここ最近、ランナーからの評価が上がっているのが、PUMAの「マグマックスニトロ」
いわゆる“マックスクッション”カテゴリーで、厚みのあるクッションが印象的なモデルです。
こちらを試着してみると、中足部のフィット感がややタイトに感じられました。これは、私のアーチが低く偏平足気味な足型によるもので、圧迫感が出てしまったようです。今回はリカバリージョグ用として選んでいたこともあり、「少しでも足に合わない」と感じた時点で見送りに。
PUMAのシューズはデザインもカッコよく、これまで履いた事がなかったので楽しみにしていたのですが、今回は相性が合わず、断念です。
BROOKS ゴーストマックス2
続いて試したのは、「BROOKS ゴーストマックス2」。これまでBROOKSのシューズは未体験でしたが、評判の高さと“マックス”の名に惹かれて試してみることに。
実際に足を入れてみると、足幅はジャストフィットで問題なし!「これはいけるかも…」と期待したのも束の間、気になったのがシュータンの厚み。
私にとっては、甲の部分がしっかりと包まれているというより、やや押さえつけられているような感覚がありました。もともとシュータンが厚めのシューズが苦手なこともあり、このフィーリングはどうしても引っかかり、今回は見送りに。
とはいえ、クッション性や安定感はとても好印象!今後シューズを選ぶ際には、気になるメーカーの一つになりそうです。
試し履きしてみてわかったこと
今回のシューズ選びでは、価格やスペックよりも「自分の足に合っているかどうか」を最優先で判断しました。履いた瞬間のフィーリング、アッパーの柔らかさ、足幅のフィット感──このあたりが合わないと、どんなに評価の高いモデルでも長く履き続けるのは難しいと感じています。
試し履きを通して改めてわかったのは、「第一印象の違和感は後からも消えない」ということ。そして、「シューズの良し悪し」ではなく「自分との相性」が何より大事だということです。
今回見送ったモデルも、決して悪いシューズではありませんでしたが、わずかな違和感が気になってしまった時点で、自然と候補から外れていきました。そのぶん、実際に「これは合いそうだ」と感じた一足に出会えたときの確信は、より強いものになります。
では、数ある候補の中から「ゲルニンバス27」を選んだ理由とは──?
GEL-NIMBUS 27を選んだ決め手
最終的に選んだのが、アシックスの「GEL-NIMBUS 27」
試し履きの段階で、「これはもう、間違いない」と感じられるフィット感でした。
まず、気になっていた足幅については、全く問題なし。甲まわりもシュータンが薄くてストレスがなく、圧迫感もゼロ。
さらに、足を入れた瞬間から感じられるミッドソールの柔らかさ──これがたまらない。
着地の衝撃をやさしく包み込んでくれるような感覚は、まさにリカバリージョグにぴったりの仕様でした。
これまで試してきたどのモデルよりも、自分の足に“しっくり”くる感覚があり、用途との相性もバッチリ。
リカバリー用としては、現時点で理想的ともいえる一足に出会えた気がしています。
スペックとデザイン
GEL-NIMBUS 27のデザインは、厚みのあるソールとボリューム感のあるフォルムがまず目を引きます。いかにも“クッション性重視”といった見た目で、安心感と安定感を視覚的にも伝えてくる一足。
モデル名の「NIMBUS」は“雲”を意味することもあり、今回はホワイトカラーをチョイス。クリーンで落ち着いた印象があり、ランニングだけでなく普段使いにも取り入れやすいデザインです。大人のランナーにもフィットする、上品さをまとったルックスが好印象でした。
スペック一覧
アッパー:エンジニアードメッシュ

FF BLAST PLUS ECO:軽量で柔らかく跳ねるように反発するFF BLAST PLUS機能はそのままに、約24%を植物由来に変えた環境配慮がなされたフォーム素材だ。

ソール厚:44.0mm
ドロップ:8.0mm
プレート:無し
アウトソール:優れたグリップ性を発揮するASICS GRIP(グレーの部分)と、耐摩耗性の高いAHARPLUS(白い部分)を組み合わせたHYBRID ASICS GRIPを採用。

重量:324g (28.0cm)

デザイン: White / Glacier Grey ※Glacier=氷河
価格:20,900円
デザイン
アウトサイド

インサイド

ヒール

フロント

グリップ:HYBRID ASICSGRIP

試着で気づいた自分の好み──GEL-NIMBUS 27が最適解
今回のシューズ探しでは、複数のモデルを試し履きしながら、自分の足型や用途に合った一足を見極める大切さを改めて実感しました。足幅やアーチの高さ、好みのアッパー構造など、わずかな違和感も長い距離では大きなストレスになるため、「フィーリング重視」の判断はやはり正解だったと感じています。
その中で選んだ GEL-NIMBUS 27 は、足幅のフィット感、薄めのシュータン、柔らかいミッドソールといった条件がすべて揃い、リカバリージョグ用として、まさに理想的な一足でした。
GEL-NIMBUS 27を選んだポイント
- 足幅がジャストフィット(やや広めの足にも対応)
- 薄めのシュータンで甲部分が快適
- 柔らかく沈み込むミッドソールで脚に優しい
- 長時間走ってもストレスのない安定感
- 普段使いにも映える上品なデザイン
シューズ選びは“スペック”よりも“相性”がすべて。
迷った末にたどり着いた一足だからこそ、履くたびに「やっぱりこれで正解だった」と思えるはずです!
気になる方は是非お試しください!
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