こんにちは、まひろでーす!
北海道マラソンまであと3週間。
仕上げ期に入った今、走力の確認と同時に“本番にどれだけ余裕を持てるか”を試すため、8km×2を本番ペースより速めで敢行しました。
サブ3.5を狙うランナーにとって、直前期は「走りすぎれば疲労」「抑えすぎれば仕上がり不足」という綱渡りの時期。今回のチャレンジは、まさにそのバランスを探るトライアルです。
果たして本番を見据えたスピード刺激は、プラスに働いたのか、それとも――。
それでは、さっそくいってみましょう!
8月第3週 実際に走ったトレーニング内容
今週はジョグ中心でつなぎつつ、要所でスピード刺激を入れた一週間でした。
日曜から木曜までは10〜15km前後のジョグをベースに、火曜は1000mTT、水曜は坂ダッシュでスピードを意識。疲労をためすぎない範囲で脚に刺激を与えました。
金曜はしっかり休養を取り、迎えた土曜は今週のメイン練習――8km×2のマラソンペース走。3週前の仕上げ期にふさわしい、実戦的なポイント練習となりました。
【8月3週目の走行距離】合計:88.8km
- 日曜日:15.6km(ジョグ)
- 月曜日:11.1km(ジョグ)
- 火曜日:11.0km(ジョグ、1000mTT)
- 水曜日:14.5km(ジョグ)
- 木曜日:13.0km(ジョグ、坂ダッシュ)
- 金曜日:休息日
- 土曜日:23.6km(ポイント練習①:マラソンペース走)
8月16日(土) ポイント練習その①:マラソンペース走
練習メニュー
設定したのは サブ3.5の基準ペース(4:58/km)より速い4:30/km。
あえて速めのペースにしたのは、余裕度を測る狙いと、本番を見据えたスピード刺激を兼ねてのこと。
「4:30/kmでどこまで押せるのか?」
その答えを探ることが、この日の最大のテーマでした。
- Q1:E 5.0km、M 8.0km、E 1.6km、M 8.0km
- 走行距離:23.6km
- Eペース設定:4:52-5:29/km
- Mペース設定:4:30/km
結果
結果は 4:27/kmで最後まで押し切ることができました。
設定ペースの4:30/kmを上回り、意外にも余裕を持って走り切れたことは、3週前としては非常に心強い手応えです。
途中、呼吸や脚の疲労感は感じましたが、ペースを落とす必要はなく、ラストまで安定したフォームを維持できました。
この結果から、本番のサブ3.5ペースでも十分に対応できそうだという自信がついた一方で、速めに刺激を入れることで仕上がりの確認もできたのが大きな収穫です。
- Q1:E 5.0km、M 8.0km、E 1.6km、M 8.0km
- 走行距離:23.6km
- E 5.0km:5:23/km
- M 8.0km:4:27/km
- E 1.6km:5:17/km
- M 8.0km:4:27/km
メニュー別 VDOT換算
今回の結果をVDOT換算すると以下の通りです。
- E 5.0km:VDOT 45~52
- M 8.0km:VDOT 54
- E 1.6km:VDOT 46~53
- M 8.0km:VDOT 47.5
シューズ:ADIDAS 「Adios PRO4」
今回のポイント練習でも履いたのは adidas Adios Pro 4。
実際に感覚を確かめてみると、ペース維持がしやすく、脚も最後まで残せそうな手応えがありました。
本番はAdios Pro 4で挑もう!……かな!?

今回の振り返りと次回予告!
何度も試してきた adidas Adios Pro 4 の乗り方が、少しずつわかってきた今週。
ポイント練習ではペース維持のしやすさと、後半まで脚を残せそうな感覚を確認できました。
練習後の疲労感も抑えられ、シューズとの相性がますますクリアになった手応えです!
次回、5000mTT
果たして、20分は切れるのか……。
お楽しみにっ!
【第16回】北海道マラソン2025シリーズに続く