こんにちは、まひろでーす!
北海道マラソンまで残り3週間。
サブ3.5を目指す挑戦も最終フェーズに突入しました。突然ですが今回は、サブ4ランナーが1000mTTに挑戦し、Breaking3(3分切り)を狙います。本番前のスピードチェックとして、短距離でどこまで攻められるかは、レース終盤の粘りにも直結する重要なテスト。ちなみに、ダニエルズのポイント練習メニューに1000mTTはありません 笑
果たして目標達成となるのか──その全記録をお届けします。
【概要】1000mTTとは……。
- 1000mTTとは?
- 1000mTTをやる意味
1000mTTとは?
1000mTT(1000mタイムトライアル)とは、その名の通り 1000メートルを全力で走り切り、自分のタイムを計測する練習 のことです。トラックなら2周半、ロードなら1km計測コースを使って実施します。
1000mTTをやる意味
1000mTTを取り入れるメリットは大きく、主に次の3つが挙げられます。
スピードの基準を知ることができる
1000mTTで出したタイムは、インターバル走やペース走の設定スピードの指標になります。例えば3分50秒で走れたなら、インターバルの設定を4分10秒/kmにするなど、練習効率が上がります。
レース後半の粘りが身につく
1000mTTは後半の苦しさが強く、脚と心肺に大きな負荷をかけます。この負荷はマラソン終盤の疲労感に近く、限界付近でもフォームを維持する力 を鍛えられます。
状態チェック
長距離練習ばかり続けていると、絶対スピードが落ちてしまう感覚があります。そこで、心肺機能や脚力の状態を確認する目的で、時々実施しています。
1000mTTの結果と分析
- 1000mTTの作戦
- ラップタイムと平均ペース
- Breaking3達成の要因
1000mTTの作戦
今回の1000mTTでは、できる限りイーブンペース(一定のペース)で走ることを意識します。あくまでマラソントレーニングの一環として、全力ダッシュではなく、高出力を維持しつつ、きれいなフォームを保つことを目標にしています。
理想のペース配分は、250mを44~45秒で刻み、最後まで安定して走り切ること。Breaking3(3分切り)達成を狙います!
ラップタイムと平均ペース
結果はこちらです!250mごとにラップタイムを計測しました。
- 0-250m:41.9sec 2:48/km
- 250-500m:44.4sec 2:58/km
- 500-750m:46.1sec 3:04/km
- 750-1000m:45.2sec 3:01/km
- Total :2:57.6


Breaking3達成の要因
Breaking3達成することができました。スタートはやや速めでしたが、その後はほぼ理想的なペース配分で推移。400mを過ぎたあたりから徐々に苦しくなり、顎が上がってフォームが乱れたかもしれません。しかし、「なんとか3分切りたい」気持ちで、最後まで粘り切りました。
使用シューズ:AdiosPRO4
最近ポイント練習でよく履いているAdios Pro 4を今回も着用。Breaking3を達成したことで、ますます愛着が湧きました。

軽くて反発力があって、走っていてとても気持ちがいい。フィット感もバッチリです。
北海道マラソンはこれで走ろうかな!Evo SLに一歩リードした感がありますね。
振り返りと次回予告
マラソン中心のトレーニングが続いていましたが、今回の1000mTTでスピードが落ちていないのを実感できて、ちょっと自信が持てました。脚力はしっかり維持できている感じです。
北海道マラソンまで残り3週間。ここからはケガなくピークを迎えられるよう、無理せず調整していきます。
次回、「最終調整」――
疲労と向き合い、極限のコンディションへ。
サブ3.5への扉は、ここに――。
お楽しみにっ!
【第15回】北海道マラソン2025シリーズに続く