クロスバイク愛好者のみなさん、こんにちは、まひろでーす。
前回は、私が購入したクロスバイクのペダルを交換しました。
今回は「クロスバイクカスタム計画vol.3」と題して、ステムとハンドルバーを交換したいと思います。
ステムはハンドルバーとフォークコラムをつなぐ重要なパーツで、交換することでライディングポジションや操作性が大きく変わります。ハンドルバーはステムを交換する際に外すので、そのタイミングで一緒に替えてしまいます。それぞれのパーツの交換手順やメリット・デメリット、そしておすすめのパーツを紹介しながら、クロスバイクをより快適に、カッコ良くカスタムしていきたいと思います。
【ステム&ハンドルバー】現在装備品とカスタム予定部品
ステム&ハンドルバー
現在ついているステムとハンドルバーがこちら。
デフォルトでついているものなのかな。シンプルなブラックカラーがそれぞれ付いています。
ステムのサイズは80mm。ライズは20°の設定のようです。
229グラムです。
NEW ステム
長さが、60mmと80mmの2種類あります。
今までついていたものと長さと同じく、80mmにしました。
142グラムです。
NEW ハンドルバー
- グレー3K つや消し
- ロゴなし3Kつや消し
- ロゴなし3K光沢
- 黒3K光沢
種類が4つあります。
「グレー3Kつや消し」タイプを選びました。
97グラムと結構軽いです。
コラムスペーサー
現在ついているコラムスペーサーがこちら。
ゴールドで目立ちます 笑
これは前所有者のカスタムでしょう。デフォルトの仕様はブラックです。
25mm分スペーサーが入っています。
19グラムでした。
NEW コラムスペーサー
スペーサーは車体と合わせて、ブラックカラーを選びました。
5mmと20mmの2つ入れて、25mmにしました。
22グラムです。
ヘッドキャップ
現在ついているヘッドキャップがこちら。
シンプルなブラックカラーですね。ステムと色味が似ているので、こちらもデフォルトでついているものかと思います。
NEW ヘッドキャップ
こちらもシンプルなブラックをチョイス。
ハンドルグリップ
スペシャライズド純正のハンドルグリップ
ピントが合ってないけど、スペシャのマーク入り。
片方50グラムです。
NEW ハンドルグリップ
Funn(ファン)のハンドルグリップ。8色展開でブラックを選びました。
片方48グラムです。
ステム交換の手順
まずは、ステム交換の手順を具体的に見ていきましょう。
1. 必要な工具の準備
ステム交換には以下の工具が必要です。
- アーレンキー(六角レンチ)セット
- トルクレンチ(推奨)
アレンキー(六角レンチ)は前回購入した自転車専用工具23点セットの中に入っています。
トルクレンチはこれを購入しました。
Amazonで評価良かったもの。
差込角6.35mm(1/4インチ)を選んでいます。
このトルクレンチはソケットが別売りなので注意。
ソケットはこれを買いました。
2. ついているステムを外す
六角レンチ
- ハンドルバーをステムから外す
- トップキャップを外す
- ステムの固定ボルトを緩める
- フォークコラムから引き抜く
1.ハンドルバーをステムから外す
ステムのボルトを六角レンチで緩めます。
画面中央の4箇所
外れました。
2.ヘッドキャップを外す。
六角レンチで、ヘッドキャップのボルトを緩めます。
3.ステムの固定ボルトを緩める。
ステムの固定ボルトを緩めます。ボルトはステムの両側にあります。
4.フォークコラムから引き抜く。
ステムをフォークコラムから引き抜きます。
続いて、スペーサーも引き抜きます。
KURE5-56で洗っておきました。
3. 新しいステムを取り付ける。
六角レンチ、トルクレンチ、ファイバーグリップ、NEWステム、NEWコラムスペーサー、
- NEWコラムスペーサーをコラムに差し込む
- NEWステムをフォークコラムに差し込む
- トップキャップを仮締め
- ステムを仮締め
- ハンドルバーを仮締め(対角締め)
- トルクレンチで、適切なトルク値で本締め
- 全体の固定を確認
1.NEWコラムスペーサーをコラムに差し込む
2.NEWステムをフォークコラムに差し込む
ファイバーグリップを薄く塗布し、ステムをコラムに差し込みます。
3.トップキャップを仮締め
4.ステムを仮締め
5.ハンドルバーを仮締め(対角締め)
写真を撮り忘れましたが、シフターとハンドルグリップはステムに付ける前に、ハンドルバーに移植した方が良いです。
それぞれビス1本で止まっているだけなので、作業は簡単です。
6.トルクレンチで、適切なトルク値で本締め
ステム、ハンドルバー、それぞれの位置を確認してトルクレンチで、適切なトルク値で本締めをします。
7.全体の固定を確認
ガタつきがないか、全体の固定を確認します。
ステム&ハンドルバー交換 完成写真
before
after
ステム交換のメリット
ステムを交換することで、以下のようなメリットがあります。
1. ライディングポジションの改善
ステムの長さや角度を変更することで、自分に最適なライディングポジションを見つけやすくなります。
2. 操作性の向上
適切なステムを選ぶことで、バイクの操作性が向上し、コントロールがしやすくなります。
ステム、ハンドルバー、グリップなどのハンドルまわりを軽くしてことで、扱いやすくなりました。
3. カスタム性の高さ
ステムのデザインやカラーを変更することで、自分だけのオリジナルなバイクを作り上げることができます。
ステム交換のデメリット
一方で、ステム交換には以下のようなデメリットもあります。
1. 費用がかかる
高品質なステムを選ぶと、それなりの費用がかかることがあります。
2. 調整が必要
ステム交換後は、ハンドルバーやフォークコラムの位置調整が必要になるため、初心者には少し手間がかかるかもしれません。
3. 違和感を感じることがある
新しいステムに慣れるまで、しばらく違和感を感じることがあります。特に、長さや角度が大きく変わる場合は注意が必要です。
ステム、ハンドルバー交換後の重量の変化
beforeからafterに替えたパーツの重さは、それぞれ以下の通りです。
ハンドルバーが結構軽くなっているはずなだけに、計量を忘れてしまったのが悔やまれます。
今回はハンドルバー抜きで計算します。
- ステム:142-229= -87
- ハンドルバー:97-?=?
- コラムスペーサー:22-19= +3
- ハンドルグリップ:96-100= -4
88グラムの軽量化に成功しました!
クロスバイク車重が12.53kgだったので、12.44kgになりました。
ステム、ハンドルバー交換カスタム費用
今回行ったステム、ハンドルバー交換のカスタム費用は以下の通りです。
(記事内で出てきた順です。)
- Newステム:3,791円
- Newハンドルバー:3,799円
- Newコラムスペーサー:1,773円
- Newヘッドキャップ:1,650円
- Newグリップ:2,099円
- トルクレンチ:2,988円
- ソケットセット:2,071円
- ファイバーグリップ:1,579円
合計:19,750円
第1回 本体購入:20,800円
第2回 ペダル交換:14,706円
第3回 ステム交換:19,750円
ここまでのトータル 55,256円。
この内、18,089円は工具類です。
なかなか沼ってきました 笑
次回:ブレーキ交換
ステム交換は、クロスバイクのライディングポジションや操作性を大きく変える重要なカスタムの一つです。
正しい手順で交換し、自分に合ったステムを選ぶことで、より快適で楽しいライドが楽しめるようになります。
この記事を参考に、ぜひあなたのクロスバイクをカスタムしてみてください。
次回の「クロスバイクカスタム計画vol.4 ハンドル交換」もお楽しみに!