クロスバイク愛好者のみなさん、こんにちは、まひろでーす。
前回は、私が購入したクロスバイクのペダル交換をしました。
今回は「クロスバイクカスタム計画vol.3」と題して、ステムとハンドルバーを交換します。
ステムはハンドルバーとフォークコラムをつなぐ重要なパーツで、交換することでライディングポジションや操作性が大きく変わります。
ハンドルバーはステムを交換する際に外すので、その際に一緒に替えてしまいます。それぞれのパーツの交換手順やメリット・デメリット、そしてカスタムパーツを紹介しながら、クロスバイクをより快適なものに、さらにカッコ良くカスタムしていきたいと思います。
New ステム&ハンドルバー
まずは、ご覧いただきましょう!
ステムとハンドルバーがカーボン製になり、軽くなりました。それぞれ別メーカーのものになりますが、デザインもそれぞれマッチしていて、とても気に入りました!
before
after
交換メリット
ステムを交換することで、以下のようなメリットがあります。
ライディングポジションの改善
ステムの長さや角度を変更することで、自分に最適なライディングポジションを見つけやすくなります。
操作性の向上
適切なステムを選ぶことで、バイクの操作性が向上し、コントロールがしやすくなります。
ステム、ハンドルバー、グリップなどのハンドルまわりを軽くしたことで、扱いやすくなりました。
カスタム性の高さ
ステムのデザインやカラーを変更することで、自分だけのオリジナルなバイクを作り上げることができます。
交換デメリット
一方で、ステム交換には以下のようなデメリットもあります。
費用がかかる
高品質なステムを選ぶと、それなりの費用がかかることがあります。
調整が必要
ステム交換後は、ハンドルバーやフォークコラムの位置調整が必要になるため、少し手間かもしれません。自分に合った位置調整を見つけられると、気持ちの良い心地になります。
違和感を感じることがある
新しいステムに慣れるまで、しばらく違和感を感じることがあります。特に、長さや角度が大きく変わる場合は注意が必要です。
【パーツ紹介】初期装備品とカスタム部品
初期装備 ステム&ハンドルバー
バイク購入時についていたステムとハンドルバーがこちら。
おそらくデフォ装備かと思われます。
カラーはフレームと同じブラックで、シンプルなものがそれぞれ付いていました。
ステムのサイズは80ミリ。ライズは20°設定のようです。
229グラムでした。
NEW ステム
長さが、60ミリと80ミリの2種類あります。
既存の長さと同じく、80ミリにしました。
142グラムです。
NEW ハンドルバー
- グレー3K つや消し
- ロゴなし3Kつや消し
- ロゴなし3K光沢
- 黒3K光沢
種類が4つあります。
「グレー3Kつや消し」タイプを選びました。
大きさの割に、97グラムと結構軽いです。
初期装備 コラムスペーサー
バイク購入時についていたコラムスペーサーがこちら。
ゴールドで目立ちます 笑
これは前所有者のカスタムでしょう。デフォ仕様はブラックです。
スペーサーが25ミリ入っていました。
19グラムでした。
NEW コラムスペーサー
スペーサーは車体と合わせて、ブラックカラーを選びました。
こちらの製品は、ゴールド・ブラック・ブルー・レッドの4色から選ぶことができます。
5ミリと20ミリを合わせて、25ミリにしました。
(2つ合わせて)22グラムです。
初期装備 ヘッドキャップ
バイク購入時についていたヘッドキャップがこちら。
シンプルなブラックカラーですね。ステムと色味が似ているので、こちらもデフォ仕様かと思います。
NEW ヘッドキャップ
こちらもシンプルなブラックをチョイス。
初期装備 ハンドルグリップ
スペシャライズド純正のハンドルグリップ
若干ピントが合ってないですが、スペシャのマーク入り。
片方50グラムでした。
NEW ハンドルグリップ
Funn(ファン)のハンドルグリップ。8色展開でブラックを選びました。
片方48グラムです。
交換手順
まずは、ステムの交換手順を具体的に見ていきましょう。
必要工具の準備
ステム交換には以下の工具が必要です。
- アーレンキー(六角レンチ)セット
- トルクレンチ(推奨)
アーレンキー(六角レンチ)は前回購入した自転車専用工具23点セットの中に入っています。
トルクレンチはこれを購入しました。
Amazonで評価良かったもの。
差込角6.35ミリ(1/4インチ)を選んでいます。
このトルクレンチはソケットが別売りなので注意。
ソケットはこれを買いました。
ステムを外す
六角レンチ
- ハンドルバーをステムから外す
- ヘッドキャップを外す
- ステムの固定ボルトを緩める
- フォークコラムから引き抜く
1.ハンドルバーをステムから外す
ステムのボルトを六角レンチで緩めます。
画面中央の4箇所
外れました。
2.ヘッドキャップを外す。
六角レンチで、ヘッドキャップのボルトを緩めます。
3.ステムの固定ボルトを緩める。
ステムの固定ボルトを緩めます。ボルトはステムの両側にあります。
4.フォークコラムから引き抜く。
ステムをフォークコラムから引き抜きます。
続いて、スペーサーも引き抜きます。
KURE5-56で洗浄しました。
新しいステムを取り付ける。
六角レンチ、トルクレンチ、ファイバーグリップ、NEWステム、NEWコラムスペーサー
- NEWコラムスペーサーをコラムに差し込む
- NEWステムをコラムに差し込む
- ヘッドキャップを仮締め
- ステムを仮締め
- ハンドルバーを仮締め(対角締め)
- トルクレンチで本締め
- 全体の固定を確認
1.NEWコラムスペーサーをコラムに差し込む
2.NEWステムをコラムに差し込む
ファイバーグリップをステムの内側に薄く塗布し、ステムをコラムに差し込みます。
3.ヘッドキャップを仮締め
4.ステムを仮締め
5.ハンドルバーを仮締め(対角締め)
写真を撮り忘れましたが、シフトレバーとハンドルグリップはステムに付ける前に、ハンドルバーに移植した方が良いです。
それぞれビス1本で止まっているだけなので、作業は簡単です。
6.トルクレンチで本締め
ステム、ハンドルバーそれぞれの位置を確認して、トルクレンチで適切なトルク値で本締めをします。
7.全体の固定を確認
ガタつきがないか、全体の固定を確認します。
カスタム後の重量変化
beforeからafterに替えた後のパーツの重さは、それぞれ以下の通りです。
ハンドルバーが結構軽くなっているはずなだけに、計量を忘れてしまったのが悔やまれます。
今回はハンドルバー抜きで計算します。
- ステム:142-229= -87
- ハンドルバー:97-?=?
- コラムスペーサー:22-19= +3
- ハンドルグリップ:96-100= -4
88グラムの軽量化に成功しました!
クロスバイク車重が12.53kgだったので、12.44kgになりました。
カスタム費用
今回行ったステム、ハンドルバー交換のカスタム費用は以下の通りです。
(記事内で出てきた順です。すべてAmazonにて購入)
- Newステム:3,791円
- Newハンドルバー:3,799円
- Newコラムスペーサー:1,773円
- Newヘッドキャップ:1,650円
- Newグリップ:2,099円
- トルクレンチ:2,988円
- ソケットセット:2,071円
- ファイバーグリップ:1,579円
合計:19,750円
第1回 本体購入:20,800円
第2回 ペダル交換:14,706円
第3回 ステム交換:19,750円
ここまでのトータル 55,256円。
この内、18,089円は工具類です。
なかなか沼ってきました 笑
次回:シフトレバー交換
ステム交換は、クロスバイクのライディングポジションや操作性を大きく変える重要なカスタムの一つです。
正しい手順で交換し、自分に合ったステムを選ぶことで、より快適で楽しいライドが楽しめるようになります。
この記事を参考に、ぜひあなたのクロスバイクをカスタムしてみてください。
次回はシフトレバーの交換予定です!お楽しみに!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!