こんにちは! まひろでーす!
今日は普段見ることができない、激レアな製品を見学してきました。
配電工事だと、道路から工事しているのが見えるので、使っている材料や工具などは見ることができますよね。
今回は、お客様の倉庫を見学させてもらうことができ、“送電機材”を拝見してきました。
2種類紹介したいと思います。
その名も…
「OPローラー」 by 永木精機
実物を初めて見ました。
写真では、わかりにくいかもしれませんが、大きさが半端じゃないです。
ー 参 考 ー ⇩
- サイズ:1210×710×162(mm) (W × H × D)
- 重 量:50kg
幅はこんな感じ⇩
何に使うかはこちら⇩
OPローラーの使用用途
「OPGW沿線作業において、鉄塔内引き込み作業に使用する。沿線張力はもちろん、緊線張力でもOPユニットに悪影響を与えず、最小曲げ半径以上での引き込みを行うことができる。また、OPGW線に回転を与えにくい構造となっている。」(説明書抜粋)
送電鉄塔にOPGWというケーブルを引っ張る時に使う機材になります。
OPGWって何?
OPGWとは、「Optical fiber composite overhead ground wire」 の略で、光ファイバ複合架空地線です。
架空地線のケーブルの中に光ファイバを巻き込んだもので、送電線の上部に架線して、雷の直撃から送電線を守り、逆閃絡防止とともに、光通信の基幹ネットワーク構築の役割を担うものです。
続きまして…⇩
ランニングボード by 永木精機
これも初めて見ましたね~。
これは、OPGWの沿線時の、捻回防止に使います。
こんな感じ⇩
下に垂れ下がっているのが重りになっていて、ケーブルが捻じれないようになっています。
ヘビみたいですよね。
まとめ
今回ご紹介したのはどちらも、永木精機さんの製品です。
永木さんの製品は配電工具などは、普段からよく見ます。
例えばこのへん⇩
ただ、送電機材はなかなか実物を見る機会がなく、大きさにびっくりしました。
「送配電」という、電気を送っているというくくりでは同じですが、送電と配電は全く別物ですよね。
ラチェットや被覆剥きなどの配電工具から、送電ケーブルを引っ張る大型の送電機材まで、それぞれのニーズに沿って、多岐に渡りモノづくりをしているメーカーさんの開発力に脱帽です。
今回、実物を見てそんなことを思いました。
また、もし不明な点があればお問い合せからご連絡ください。
それでは、ご安全に。