こんにちは!まひろでーす。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今回は、
送電仕様のフルハーネスを使っている方に、オススメのオプションを紹介します!
以前紹介した、補助ベルト用吊ベルト「 T-570K」に新商品が出ました!
T-570Kに関しては、こちらの記事をどうぞ!
【墜落制止用器具 送電仕様】「補助ベルト用吊ベルト T-570K」を使えば、フルハーネスからWP用器具を三転で連結可能です!
T-570Kを使用していて、フルハーネスとワークポジショニング用器具の着脱がしにくいと、お悩みの方いらっしゃいませんか?
今回紹介する商品は、T-570Kを改良しまして、かなり着脱がしやすい製品となっております!
なぜなら、T-570Kの背中側吊ベルトをワンタッチ仕様に改良されたからです。
この記事では、T-570Kの改良型「T-570K-OT」の紹介をします!
結論としては、新規購入や買い替えを検討している方も、新製品の「T-570K-OT」の方がオススメです!
それでは早速ご紹介します!
現行製品 補助ベルト用吊ベルト「T-570K」のおさらい。
はじめに、現行製品 補助ベルト用吊ベルト「T-570K」の仕様をおさらいします。
まずは「T-570K」の写真をご覧ください。
「T-570K」
T-570Kは、送電仕様フルハーネスとワークポジショニング(以下、WP)用器具を、両わきと背中の3点で連結できる、連結ベルトです。
両わきの吊ベルトは、ワンタッチ仕様になっており、着脱がとても容易です。
しかし、背中側吊ベルト(写真中央)は一体物になっており、フルハーネスとWP用器具を一度連結してしまうと、取り外すのがとても大変です。
ー 参 考 ー
取り外し方はこちらです。(写真3枚)
①:背中側の吊ベルトはこの状態で装着されています。
②:送りカンから、ベルトを外します。(この作業がかなり手間です)
③:背中下側D環の中央バーからベルトを抜きます。
背中側吊ベルトを外すのに、この工程をいちいちやらなければなりません。
結構手間がかかります。
新製品「T-570K-OT」を紹介!
次に、新製品 補助ベルト用吊ベルト「T-570K-OT」の仕様説明をします。
「T-570K-OT」と「T-570K」の違いは、背中側吊ベルトの仕様が改良されました!
(両わきの吊ベルトの仕様は同じです)
具体的には、背中側吊ベルトがワンタッチ仕様になりました!
T-570K-OT 写真
ご覧の通り、ワンタッチ仕様になったことで、着脱が格段にしやすくなりました!
「T-570K-OT」の開発経緯
フルハーネスの着用義務化になって半年経った頃、フルハーネスとWP用器具の着脱頻度が想定より多く、着脱に時間がかかる点が問題になっていました。
T-570K-OTの開発に至るまでに、配電用の取付アダプターなどもフィールドテストを行ったりもしました。
配電用の取付アダプターを試してみた理由としては、着脱のしやすさはもちろん、新製品を一から作るより、既存の製品が流用できれば、その方がコスト面でもメリットが出るという訳です。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
結論としては、キーロック本体取付用連結ベルトと緩衝してしまったり、3点吊りの方が安定感があったりと、
配電用の取付アダプターは、送電のフルハーネスに流用するのは難しそう。という結果でした。
思考錯誤の結果、既存である「T-570K」の背中側吊ベルトをワンタッチ仕様にするということで着地しました。
既存製品「T-570K」と新製品「T-570K-OT」のコスト差
「T-570K」はECサイトで以下の金額で販売されています。
「T-570K-OT」は新製品で、まだECサイトでの販売はありません。
参考定価は以下の通りです。
- T-570K :15,000円
- T-570K-OT:21,200円
参考定価の差は、6,200円です。
購入価格ベースで言うと、4,000~5,000円程度の価格差になりそうでしょうか。
【お得に購入する方法】 T-570K-OT 背中側のみの購入も可能です。既にT-570Kを持っている方に朗報です!
T-570K-OTの一式セットを購入しなくても、「T-570K-OT 背中側のみ」で購入することも可能です。
前側に付いている両わきの吊りベルトの仕様は、「T-570K」・「T-570K-OT」共に仕様の違いがありません。
なので、既に「T-570K」を持っている方は、「T-570K-OT 背中側のみ」を購入して交換すれば、お安く済ますことができます。
「T-570K-OT 背中側」の参考定価は、7,800円です。
補助ベルト用吊ベルト「T-570K-OT」まとめ
補助ベルト用吊ベルトの購入を検討している方は、新製品の「T-570K-OT」の方が、絶対オススメです!
新規で購入する方は、金額差も5,000円程度ありますが、着脱が楽な、新製品のワンタッチ仕様の方が作業がしやすい事、間違いなしです!
追加で購入する方は、「T-570K-OT 背中側」のみ購入すれば、背中側の吊ベルトのみ交換することで、お安く済ませることができます。
購入は…
まだECサイトでの販売はしていないようです。
また、普段お付き合いのある電材商社さんに確認しても良いですね!
もし不明な点、地区の代理店が知りたいなどがあればお問い合せからDMください!
墜落制止用器具についてもっと知りたい方、ご興味あれば下記の記事もぜひ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!