こんにちは! まひろでーす!
以前、 過去3年間の販売実績をもとに、胴ベルト型のオススメ記事を書きました。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
結果としては……「軽量・巻取タイプ」がオススメという結論でした。「巻取タイプ」を選んでおけば、基本的には問題なし!
……なのですが、
一応!
念のため!
知っておいて損はない!!
気をつけてほしいポイントがひとつだけあります。これから購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
それでは、さっそくご紹介します!
【墜落制止用器具 胴ベルト型】巻取器には「ロック装置」の有無がある!
巻取器には「ロック装置」と呼ばれる機能が付いています!
墜落を制止する際に、巻取器が織ロープの繰り出しをロックすることで、落下距離を短く抑えることができる機能です。
イメージとしては、車のシートベルトのような仕組みで。衝撃が「ドンッ」と加わると、シートベルトが途中でピタッとロックして止まりますよね!
「ロック装置」の確認方法
落下距離を短く抑えることができる「ロック装置」ですが、全ての製品についている訳ではありません!
「ロック装置」の有無は、巻取器に記載されている表示で確認できます!
実際の製品を見ながら、一緒にチェックしてみましょう!
※今回ご紹介するのは、毎度おなじみ。国内シェアNo.1の藤井電工さんです!
ワンハンドリトラ 「ロック装置“あり”」
業界初、片手で操作できる巻取タイプ「ワンハンドリトラ」 は、「ロック装置“あり”」です。

2Wayリトラ 「ロック装置“あり”」
作業環境に合わせて選べる2ウェイ方式の、「2wayリトラ」も 「ロック装置“あり”」です。

リトラ「ロック装置“なし”」
シンプル巻取器「リト ラ」は「ロック装置“なし”」です。

リトラは他のタイプと比べて価格が安く、購入しやすいのですが、「ロック装置」が付いていないため注意が必要です。
「ロック装置“なし”」だと、墜落時にどうなるのか?
では結局、ロック装置がないとどうなるかというと……
巻き取られている織ロープがすべて引き出されてから、墜落制止が始まります。
つまり、この状態になってから墜落制止が始まるということです。

織ロープが全部出てしまうと、自由落下距離が長くなり、その結果、総じて落下距離も伸びてしまいます。
落下距離については、こちらの記事をどうぞ!
巻取タイプ「ロック装置」“有無”のまとめ!
藤井電工の「巻取タイプ」墜落制止用器具には、「ロック装置」が付いていない製品もあるので注意が必要です。
型番で言うと、「TB-RN-○○○」シリーズはロック装置が付いていません。
落下距離を短く抑えるためには、「ロック装置“あり”」の製品を選ぶことをオススメします!
ただ、「TB-RN-○○○」シリーズの良いところは、他の「巻取タイプ」に比べて価格が安い点です。少しでもコストを抑えたい方には、検討の価値があります。
ご購入は、ECサイトで販売のほか、普段お付き合いのある電材商社さんへ、お問い合わせいただく方法があります。
ご不明な点があれば、お問い合せからお気軽にDMください。
墜落制止用器具についてもっと知りたい方は、ぜひ下記の記事もチェックしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!