こんにちは! まひろでーす!
今年の1月2日からフルハーネスの着用義務化がスタートしましたね!
今まで使っていた柱上安全帯は、新規格ではワークポジショニング用器具として位置づけられるようになりました。
柱上安全帯 ?
ワークポジショニング用器具??
WP ??
人によって呼び方が違うけど、結局何のことを指しているの?
とお悩みの方いませんか?
実は、呼び方が違うだけで、同じ物を指しています。しかも、簡単に覚えることができますよ。
なぜなら、構成部品が3点しかないからです。
この記事では、ワークポジショニング用器具の構成部品を、写真付きでご紹介します。
部品がわかれば、そこだけ交換したり、電材商社さんに手配をかける時もスムーズに伝えられたり、ECサイトで安く購入することができますよね。
それでは早速ご紹介します。
ワークポジショニング用器具の構成部品
はじめに、ワークポジショニング用器具が何を指しているか説明します。
まずは、写真です。
- 柱上安全帯
- ワークポジショニング用器具
- WP(Work Positioningの略)
言い方は違いますが、基本的にはどれも同じ事を言っています。
「安全帯」は新規格になってから「墜落制止用器具」に名称が変更しました。
ただし、「安全帯」という呼称が定着しているので、呼ぶ分にはOKです。
作業用具の扱いになり、足場のない電柱工事やのり面作業などで使用されます。
使用方法は、ワークポジショニング用ロープを電柱などの構造物に回して、フックをD環に掛けた状態でロープの張力によって身体を保持します。
構成部品はこの3点
- ワークポジショニング用ロープ
- 胴ベルト
- 補助ベルト
ひとつずつ見ていきましょう!
ワークポジショニング用ロープ
ワークポジショニング用ロープ
ワークポジショニング用ロープには、伸縮調節器と先端にはフックが付いています。
伸縮調節器
フック
この、ワークポジショニング用ロープの太さはφ16mmです。
墜落制止用ランヤードはφ10~12mmが一般的なので、墜落制止用ランヤードに比べて、径が大きいという特徴があります。
これは、構造物に回して身体を預けて使用することにより、摩耗が激しい為、径を太くしている為です。
胴ベルト
胴ベルト
胴ベルトの特徴としては、「ワークポジショニング用器具」という、ネームが縫い付けてあります。
あとは、バックルが付いていますね。
補助ベルト
補助ベルト
補助ベルトの特徴としては、D環と角環がついています。
構造物に回した、ワークポジショニング用ロープのフックを、D環に取り付けます。
D環
角環には伸縮調節器を取り付けます。
角環
ご覧いただいた通り、ワークポジショニング用器具は、この3点で構成されています。
よくある注文例 5選
続いてよく来る注文例を紹介します。
一式で依頼が来ることが圧倒的に多いです。また、単品で買っていくより、セットで買った方がお得です。
(当社の場合、単品で買っていくと15%程度割高です。)
- WP用器具一式(WP用ロープ + 胴ベルト + 補助ベルト)
- WP用ロープ
- 胴ベルト
- 補助ベルト
- 胴補助ベルト(胴ベルト + 補助ベルト)
組み合わせの問題だけなので、全く難しくないですよ。
最後の「胴補助ベルト」は、胴ベルトと補助ベルトを、組み合わせのセットにしただけです。
ワークポジショニング用器具 豆知識
ベルトの名前を、昔の呼び方でおっしゃる方もいます。
- 胴ベルトを、外締めベルト
- 補助ベルトを、胴当てベルト
昔の呼び方なので参考までに。
ベルトの名前がわからない方もいますが、そんな時は、
バックルの有無や、D環の有無を会話していきながら、胴ベルトなのか補助ベルトなのか、特定していきましょう。
フルハーネスと連結して使用するときは、取付アダプターがオススメです!
詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
購入は…
上記のリンクからECサイトでも販売しております。
また、普段お付き合いのある電材商社さんにお問い合わせ出してみても良いかと思います。
もし不明な点があればお問い合せからDMください。
墜落制止用器具についてもっと知りたい方、ご興味あれば下記の記事もぜひ!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!